今週末の日曜日はDEATH DUST EXTRACTOR/RETURN split7″リリースレコ発ギグ!新宿ナインスパイスでお待ちしております!!!
S.H.I. “Struggling Harsh Immortals” 7″
CRUST WARからのZOUOの一連の再発を経て、CHERRY氏の現行バンドの音源が遂にリリース!闇というワードが、音で表現された形の最終形。ヴォーカルの 存在感の大きさは無論、各々の楽器の応酬を含め80年代の臭いを残しつつも現行のバンドが作り出す日本のバンドにしか出せない雰囲気をダイレクトに感じる ことが出来る強力作!
MOSOMOSO “HUMOR AND FEVER” 7″
北海道の80’s型THRASHと言えば、CHAOTIXとこのバンドが頭にまず浮かぶが、やっとこ待望の音源がリリース。この音源が告知されジャケットを見た時、やっぱ判ってるなと思わずニヤけてしまった。サウンドも含めて総評的に見ればイタリアンの異端CCMとも捉えられだろう。しかし針を落とした後に飛び出すのは、かつてハードコア/パンクの熱をネクストレベルに持ち上げたFUTURESを思い出させてくれた。共通項は“ヒネクレ”。極限のスピード と言うより、はちゃめちゃと言う言葉がぴったりなスピードとPOPさがここ数年のバンドでは表現しなかった音。80年代を根底に90年代後半から2000 年に猛威を振るったサウンドが再び!と感じさせてくれた1枚!
WOLFGANG JAPANTOUR “STRING OF CHOICES” 7″
このバンドこそメロディックの連中のハートを鷲掴みにする“渋”メロディックを上手く表現するバンドだろう。過去にリリースされた音源も廃盤になるのも頷ける、懐かしさとささやき声のような高音ヴォーカルの組み合わせが古臭くも良い時代だったアンダーグラウンド・メロディックを思い出させてくれる。ハードコアもメロディックもごちゃまぜで一緒にやっていた時代に、共感して良い部分を得て素晴らしいバンドが増えて行ったあの感じとでも言いましょうか、“そ れ”を感じることができたバンドの“音”を聴くなら一度聴く価値は絶対にあるはず。