入荷再びの巻。先週は新作の製作ラッシュでもがいてましたが今週はまた入荷が続きそうです。あと、今週水曜日にCHEERSラジオまたやろうと思ってます。CHEERS特設ページも開店しましたんでお暇な時にでも見てください。また今週中にはSTEVE ADAMYK BANDのツアー詳細をstaff blogアップしていきます。新作の詳細もstaff blogにアップしてますので。

COPING “NOPE” LP+mp3

TOPSHELFからCLIPPERSとのスプリットでCAP’N JAZZ、PROMISE RING、ALGERNON CADWALLADER、malegoatライクな青いエモーショナルメロディックを聴かせてくれて大注目を浴び、その後アルバムをリリースするという情報が入っていたものの、メンバーに子供が出来たことで残念ながら解散をしてしまったシカゴのCOPING。しかし解散前にアルバムのレコーディングは完了していてリリースを待ってましたがついに10曲入りの1st＆ラストアルバムがリリースされました。リリースはALGERNON CADWALLADERの”FUN” 7″をリリースしていたPROTAGONIST MUSICです。もう、2曲目のイントロの時点でガッツポーズ繰り出すでしょう！タッピングギターと弾けるようなリズム、オフキーボーカルに合唱とALGERNON CADWALLADERとmalegoatラインのサウンドが好きな人は確実に夢中になってもらえると思います。しかし解散もったいないな。このアルバムでツアー回ったら確実に注目のバンドになったことでしょう。BRAID始めとした90’sエモ好き、SNOWING、MONUMENT、GROUND IS LAVAといった第二世代エモリバイバル好きな人も絶対に聴いてください！(O)

FLASHLIGHTS “I’M NOT ALONE” LP

エモパワーポップ！くっそかっけー！ショボメロディック好きな人もこれはうふふなメロディー炸裂でしょ？！初期SUPERCHUNKがもしドポップなサウンドを奏でていたらもしやこんなサウンドになっていたのでは。しかもこれフロリダ産とは驚き！先行でカセットではリリースされてましたがようやくアナログ盤入荷出来ました。もう底抜けにキャッチーでシンセも入ってこの季節にぴったりなサウンド。そしてショボなきなメロディー。聴いていれば知らずにリズムを取ってしまう。なんかもうアイブ見てる人がみんな笑顔になっているのが想像できる。明るくなったCHESTER COPPERPOTか、MIKE BELL & THE MOVIESにも通じる痛快ポップ！けどしっかりパンク経由！(O)

ACID FAST “RABID MOON” LP+mp3

TOPSHELFからもリリースしていたBIG KIDSのメンバー在籍のカリフォルニア州オークランドの男女混声メロディック/パワーポップACID FASTも待望のアルバムをリリース。BIG KIDSはTOPSHELFの初期アーティストだったけどレーベルの巨大化の波と逆に徐々に地下に潜っていたエモーショナルメロディックバンド。そのメンバーが女性と共に結成したメロディックインディーバンドがこのACID FAST。JAWBREAKERとSUPERCHUNKがクラッシュしたような90’sメロディックギターサウンドを奏でています！女性ボーカルがメインを取る曲も良し！しかしパンクバンドがインディーサウンドに傾倒していくってのは現在のUSシーンの流れなんですよね。女性ボーカルがメインを取る曲はSWEARIN’やPARASOLなんかとも共鳴してます。そんでこのバンドもMIKE BELL & THE MOVIESなどともやはり繋がりがあります。(O)

ABJECT OBJECT “ROMANCE” LP

フランス産ハードコアABJECT OBJECTの11曲入り1stアルバム。12XUとのスプリットではPINHEAD GUNPOWDERオマージュなジャケで目を引きましたがサウンド的には全然違くて7SECONDS直系オールドスクールやDCサウンド、ポストハードコアなど様々なスタイルを吸収したひねくれサウンド。けど心にあるのは転がり落ちるようなストレートなオールドスクール・ハードコアサウンド！SHITTY LIMITS周辺バンドが好きな人はチェック！マッチョではなくアーティなナードハードコア！チープでかっこいい！(O)

CHILD MEADOW “CRISPY BARBEQUE TOFU BURGER” LP

フランス産メロディックハードコアCHILD MEADOWの1stアルバム！BOKANOVSKYを母体として結成されたバンド。シワガレた歌い方もギターのざらつき方もMANIFESTO JUKEBOXを思いっきり彷彿させるんです。さらにぶっちゃけていってしまうと速い曲なんかは初期HUSKER DUスタイルなんですよ。ヨーロッパのバーニングメロディックハードコア好きな人はチェックですぜ！6曲目の”Septembre”はフォークなイントロから途中で炸裂するアナーコメロディック的でPHOENIX FOUNDATIONっぽい！ってかこれフィンランドメロディックなんじゃないかと思っちゃう！リリースが遅れている2ndアルバムもすっげー楽しみです。(O)

SECRET SMOKER “TERMINAL ARCHITECTURE” LP+mp3

ロスアンジェルスのエモリバイバルトリオSECRET SMOKERの10曲入りデビューアルバム。現在のエモサウンド以前に地下室で鳴らされていた刺激的な次世代パンクとして注目され始めていた時代のサウンドを思い出すこのSECRET SMOKER。カオティックだけどメロディック、HOOVER、400 YEARS、AMBER INN、SLEEPYTIME TRIOなどを思い出させる刺激的で新鮮なバンド。特にベースラインがかっこいい。こういったバンドがさらに出てくると90’sエモシーン的で面白いのにな。(O)

こちらも再入荷！
BIG KIDS “PHONE HOME” LP
BIG KIDS “HOOP DREAMS” LP
TEENAGE COOL KIDS “FOREIGN LANDS” LP
TEENAGE COOL KIDS “QUEER SALUTATIONS” CD
TOUCHE AMORE “IS SURVIVED BY” LP+mp3

SHOP（通販）はこちらから

見よ！！！ストラップをバンダリアで代用しちゃうこのセンス！！！これはヤラレタなー。家でマジでパクろうと思って試したけど改造しなきゃならんからやめたー。また熱いイタリアモノの再発も近日入荷な！

RIPCORD “FAST’N’FURIOUS THE COMPLETE DEMOS” 2LP+CD

いやーまじで大人の世界ってのは怖いですね。とくに永田町はドロドロしててすごいっすね。昨日の友は今日の敵みたいな。落ちてく時ってあっという間だな。 人のことは強気だったのに自分の番になると体調不良攻撃だもの。まあ、ゴーストライターもオボコもすぐに忘れ去られるからどうでもいいんですけどね。それよりも何よりも8億円をポンと貸せる人がいることが凄い。俺にも貸してください！

WATERSLIDEの4月リリース第一弾のプレオーダー開始です！今作は共同リリースで7″をリリース。おれもおれもでレーベル数5レーベルなんで枚数はWATERSLIDE分はいつにもまして少ないです。90’sの泥臭いの好きな人ぜひRUBRICS視聴してみてくださいよ。本日もうひとつのニューリリースであるPARASOLの詳細もstaff blogにアップしたんでそちらも時間あればチェックよろしくです。ま、花見で忙しいと思いますけどね！

SPLIT RUBRICS / ABOLITIONIST 7″+mp3

※プレオーダー開始！

5レーベル共同でリリースされたカセットやダウンロード音源などを編集したアルバムを聴いて一発でぶっ飛ばされたGRIMPLEとFIFTEENをミキサーに入れてミックスジュースにしたような俺ツボサウンドな噂のポップパンクとクラストの融合サウンドサウスキャロライナのRUBRICSがついにWATERSLIDEから登場！しかもこのサウンドを男女混声ボーカルでやってるんだもん！もろに90年台初頭のLOOKOUT!周辺を想像させるジャンルを超えたスタイルです。メッセージはフェミニズムやヴィーガンについての内容ででかなりポリティカルですが、サウンドはGRIMPLEが最も色濃く、CHRIMPSHRINE～FIFTEEN、AARON COMETBUS周辺バンド、初期BLOTTO、DRUNKEN BOATといったラフポップパンクも感じさせてくれます。それをやっぱ男女掛け合いでやっているのはテンション上がるでしょう！さすがFIFTEEN meets NAUSEAと評されハードコア、ポップパンク両方のファンに支持を得ているサウンド。個人的にはNAUSEAはあまり感じませんが。。メンバーはさらっとSINKHOLEの昔のTシャツ着ていたり、女の子もJAWBREAKERのTシャツ着ていたりってことで音も想像しやすいんじゃないですか？！90’sのあの泥臭いサウンドが好きな人はきっと注目に値するバンドだと思います。
迎え撃つのは、これまでに自分たちで2枚のアルバムやいくつかの7″をリリースをしているポートランドのラフメロディックバンドABOLITIONIST。JAWBREAKERフォロワーとして始まったこのバンドもリリースごとに円熟味を重ね到達したのはLEATHER FACE、TILT WHEEL、TIM VERSION、I EXCUSEといったバーニング哀愁メロディック路線！恐らくLEATHERFACEの影響が最近顕著になってきてますね。
RUBRICSが5曲、ABOLITIONISTが3曲収録と7″にぶち込めるだけぶち込んだボリューム！アートワーク、インサート全て90年代のEAST BAY周辺リリース作品を思わせるハンドメイドな仕様です。
GET BETTER RECORDS、1859 RECORDS、DIFFERENT KITCHEN、DRUNKEN SAILORとWATERSLIDEにより共同リリース！各レーベルが自分の分はジャケの折りとかはやろうぜってスタイルでリリースしました。(O)

SHOP（通販）はこちらから

エイプリールフールです。嘘をついてもいい日だそうです。しかし今年はあまり話題になりませんね。今はすぐになんでも炎上してしまう世の中だからでしょうか。

話は変わりますが、本日はFIXING A HOLE、SPの新作を入荷です。明日はWSの限定7″アップ予定です。

VARIOUS ARTISTS “ANYMORE FOR ANYMORE? (TRIBUTE TO CHOPPER)” 2CD

ついにリリース！SKIMMERとともにCRACKLEを日本国内に広めたUKポップパンクの雄、CHOPPERのトリビュートアルバムがついにリリース！時間がかかっていたけどその分内容はすごい濃いです。原曲まんまのバンドはあまりいなく、みんな自分色でCHOPPERをやっているのが好感持てます。よくあるレコード会社主導でやってるわけじゃないからこういった好内容になるのは当然。日英仏の総勢36バンドで合計37曲。CHOPPERのメンバーそれぞれが現在やっているProtectorsをはじめ、British Railways、Shake Your Halo Down、Wank Sinatoraも収録されてるけど、当時から未だに現役で続けている親友のSKIMMERに、往年のバンドのメンバーが現在やっているバンドTHE NO MARKS (CROCODILE GOD, BLOCKO, DOWN AND OUTS)や、HEADSPARKS (GAN, SERVO, DONFISHERのANDYのギターが聴けるなんてすごい！)、RAMONA (WACT)、GENERAL SMARTY (BROCCOLI)も収録。もちろん日本のバンドも全然負けてないっす。原曲を思い出しながら曲の聴き比べするの面白い。けどボリューム凄いから何日もかかるけどね（笑）相変わらずCHESTNUT ROADのギターの音最高すぎる！(O)

SPLIT MUNCIE GIRLS / GREAT CYNICS 12″+mp3

注目のガールボーカルメロディックパンクバンドMUNCIE GIRLSの新音源はイギリスのイーストロンドンの女性ベーシスト含む3人組GREAT CYNICSとのスプリット！リリースはSPECIALIST SUBJECTとSP RECORDSの共同リリース。
ANNALISEと同郷で現在BANGERSも住んでいるエクセターで活動するMUNCIE GIRLS。とにかくまずはボーカル力に尽きます！この女性ボーカルの声は聴く人を引き込む力があります。これまでも書いてますがCAVES、MEASURE、後期DISCOUNTといったメロディック勢からPOHGOHや初期LEMURIA、P.S.ELLIOT、CANDY HEARTSといったインディー寄りのサウンドを好む人両方へアピールできると思う。もう1曲目の”Everyday”の時点でゾクッとします。そして完全インディーロックな2曲目”The Teacher”、この曲なんて普通にラジオから流れてきそうです。フゥッフゥッーなコーラス素晴らしい。でラストの”The Real You”はLEMURIAにもっとこの路線の曲やってもらいたいとみんなが思っているであろう曲調ですよ！すさまじくクオリティーの高い3曲収録です。
そしてMIXTAPE、DIRECT HITS!、CANDY HEARTSをリリースしているKIND OF LIKEが1stアルバムをリリースしたってことでもっと注目を集めてもいいんじゃねーかと思うんですけど、今一つ国内でも知名度が伸びないイーストロンドンの女性ベーシスト含む3人組GREAT CYNICS。男女混成によるカントリーフォーキーパンクでこのバンドこそアメリカでもっと支持されるべきだと思うんですけどね。視聴可能になってるのも納得の女性ボーカルがメインボーカルを取る2曲目”Scarier Area”これマジでRVIVRのEricaソングじゃないだろうか？！彼女たちの作品は旧作も扱ってるのでこの作品気に入ったらぜひ聴いてみてくださいね。(O)

SPLIT SOUTHPAW / DIE COMMUNICATIONS “FOUNDATIONS” CD

FIXING A HOLEの顔的な存在となっているSOUTHPAWの新作はKIRIEのメンバーによるDIE COMMUNICATIONSとのスプリット。両バンド共に3曲づつ収録。
2000年代UKメロディック不遇時代に孤軍奮闘していたSOUTHPAWもバンド名を一時はARCH STANTONと名乗っていたもののボーカルが戻ってきて再びSOUTHPAWと名乗り始めアルバム”DESTINATION”をリリースしてから久々の音源ですね。前作同様DCライクなエモーショナル度高めのサウンド。ミドルテンポなだけにボーカルの歌い方に好き嫌いが出そうですね。
FIXING A HOLEのこの海外バンドとのスプリットシリーズの定番ですが今作も日本のバンドのほうが圧倒的な勝利でございます。DIE COMMUNICATIONSはUKメロディック経由の日本のサッドメロディック継承サウンドで国内だとMINORITY BLUES BAND、egotrunkファンはきっと気に入ってもらえると思います！疾走感と悲壮感たっぷりの3曲を収録。(O)

SHOP（通販）はこちらから