1度目の復活後も順調にライブ活動を続け94年にリリースした5thアルバム。前作から完全なメロディックサウンドに進化しましたが、その期待を裏切らずに今作では1曲目から流れるような哀愁メロディックを収録してきて安心させてくれるけど、これでいいのか?と不安にもなってしまいます(笑)前作までの泥臭さはどこへ行ったのか、かなり万人に聞きやすいサウンドになったんじゃないだろうか。これまでよりダークなサウンドに、ギターも厚みを増して緊張感を煽るようになってきててメロディックハードコアな感じになってきててむちゃくちゃかっこいいぞ!オリジナルアルバムに収録の15曲に、ボーナストラックとしてシングルから2曲、GERMSの”We Must Bleed”のカバーを追加したありがたい仕様。アナログ盤も次回入荷予定。今回在庫切れだった。(O)
DIE GOLDENEN ZITRONEN “PORSCHE GENSCHER HALLO HSV” CD/LP+7″+CD
ここ最近、ドイツ国内で母国語パンクの再評価が高まっていることをここ最近のコメントで書きまくってるけど、なぜかっていうとついにこのバンドまでもリイシューされたんだからこれは俺の妄想じゃなくて現実でしょ!とにかくバンド名から想像するととてつもなく強そうなんだけど、流れてくる音楽は腰砕け間違いなしなドイツの母国語ポップパンクDIE GOLDENEN ZITRONENの87年リリースの1stアルバム「Porsche, Genscher, Hallo HSV」が再登場!当時はメロディックが盛り上がっていたのに、この脱力のロックンロール要素もありの、いかにもドイツな合唱ポップパンクは、世界的に見ると異色なんだけど、これがドイツの幅の広さ!こうやって、簡単に手に入るようになったのは嬉しいね!リマスターされ、1stアルバムの全16曲に、未発表1曲、86年のミニアルバム「Am Tag als Thomas Anders starb」 12″から2曲、85年の1stシングル全4曲、それに俺知らなかったけどこのバンド88年に日本にやってきててその時のライブ5曲をボーナスで追加してます。全29曲。ドイツポップパンクの重要バンドの一つでございます。(O)