RAGING NATHANS 5枚目のアルバムで再びWaterslideへカムバック!なんでかなぁー、残念ながら日本ではまだまだ知名度は低いですが、圧倒的なツアー数でアメリカ、ヨーロッパではかなりの人気を博しているんだよ。ギターボーカルで中心人物のJoshはDOPAMINESでも活動しているし、運営しているレーベルRad Girlfriend Recordsもめちゃくちゃ精力的にリリースしてるし、LEATHERFACEの1stアルバム”Cheery Knowle”のリイシュー盤を一緒に共同リリースしてたりもします。海外のレビューサイトでも、なんでこのバンドはリリース毎にどんどん良くなっていくんだ?と驚かれてるんだけど、本当にその通り。これは、Joshがな相当アンテナを張り巡らし色々なレコードを聴いているからだと思う。前作『Waste My Heart』から引き継いだ、よりメロディアスでポップな側面にOi Punk/ストリートパンクばりのシンガロングなサビを前面に出し、より盛り上がり必死なパンクロックを奏でている。ほんと1曲目からラストまで、次々と名曲を繰り出して来ているんだよ!アップビートなテンポと、戦闘的なギター、リードと全員合唱のメロディー、全てがバンドの最高傑作。これは、過去の作品を非難しているのではなく、先ほども書いているように、彼らはアルバムを出すたびにどんどん良くなっていくバンドなんですよ。PROPAGANDHIのアグレッシブなソウルに軽いひねりを加えたようなギターと歌詞、そしてラモーンズから続くシンプルなポップなロックンロールサウンドが完璧にブレンドされており、このアルバムは最初から最後まで全ての曲が聴きごたえのあるものになっている。ポップだけどその前にパンクロック!もしかすると近い将来ついにこのバンドが日本にやってくるかもしれない!これ絶対にライブはさらに良いはずなんで、お楽しみに!(0)
FAT HEAVEN “TRASH LIFE” LP
DEAD KENNEDYS、LEFTOVER CRACK、OFF WITH THEIR HEADS、MIKEY ERGとの対バン、FESTやPOUZZAといったフェスにも声がかかるほどノリまくっているニューヨークシティ、ブルックリンの男女ポップパンクトリオが7年ぶりとなる2ndアルバムをリリース。日本国内流通をサポートする形で共同で参加しました。今作は19年カセットオンリーで即完売してしまったミニアルバムから現在もライブでやっている4曲に、デジタルプラットフォームオンリーでリリースされたTRASHYとのスプリットの2曲に、新曲4曲を加えた10曲入りアルバム。まだまだこのバンド日本では知る人ぞ知るバンドですが、これ確実に日本人の琴線に触れるサウンド!このバンドも90’s回帰なポップパンク/メロディックパンクを鳴らしてます!GREEN DAY(声質も考えるとブラジルのFLANDERS 72みたい!)のようなポップパンクに、DOLLYROTSのようなパワーポップパンク、BOUNCING SOULSのような全員合唱のオーオーコラースもありますよ!なんと収録の新曲4曲はBOUNCING SOULSのギタリストPete Steinkopfがプロデュースですから。だもんでモッシュピットの盛り上がりも当然でしょう。でもそれだけじゃない、ハイスクールプロムを彷彿させる甘酸っぱい50’sロックンロールあったりとラモーン的なポップパンク好きな人も気に入ってもらえるやつ!おそらくキャッチーなパンクロックが好きな人は、きっとハマるサウンドって感じっす!Fearless Records、Honest Don’sあたりのバンドにも通じる良い意味でのチープさを持つこのバンド、これから頻繁に名前が聞かれるようになりそうなので、ぜひチェックしてください!(O)