Interview with Kazuki (FELIX!(THE BAND))

WHAT TO DO IN CASE OF FIRE

時は来た!2016年2月24日に待望の1stフルアルバム「WHAT TO DO IN CASE OF FIRE?」をリリースした札幌のFELIX! (THE BAND) 。3月にはインドネシアのRIZKAN RECORDSからカセットでもリリースされインドネシアデビューも果たしたのであります。実はちょっと期待してたんだけどやっぱり海外でも受け入れてもらえてうれしーです!LOOKOUT! RECORDS、SHREDDER RECORDS、MUTANT POP RECORDS、PARASITES、SCREECHING WEASEL、LILLINGTONS、SKIMMER、B級CRUZIAN PUNK。このキーワードで日くんってなる方はぜひWATERSLIDEのBANDCAMPでもストリーミングできるんで聴いてみてください。んでもって気に入ってくれたら手に入れてDiSGUSTEENS / SUSPENDED GiRLSの下地さんのライナーも読んでみてくださいな。TwitterでFELIX!(THE BAND)のカズキが誰かインタビューやってくんないかな?ってつぶやいたから早速インタビューしてみたよ!インタビューはユウヤさんがやってくれました。

FELIX

ユウヤ(以下、ユ):はじめまして!まずはメンバー紹介をしてください。それからFELIX!(THE BAND)を結成した経緯を教えて下さい。over head kick girlでは、いじめられてたっていうのは本当ですか?

カズキ(以下、カ):はじめましてFELIX!(THE BAND)のボーカルのカズキです。僕はFLXの他にはover head kick girl(以下:ohkg)ってバンドでベースやってます。あとmy better halfってバンドでベース。ベースのつばさはMODERN GOODDAYSでギター。ギターの前ちゃんはRaging man bluesでギター。ボリはBEAUTiFULってバンドのベース、あとmurmmyってのでドラム?あとJupitarっていうソロユニットでやってます。
僕がohkgでいじめられて辞めたらバンドが解散しちゃって(本気にしないで笑)途方にくれた僕はメンバーを集め始めました。ポップパンクがやりたくて。。始めた時はまだ3ピースだったんですけど(つばさと、ohkgのドラムのケイスケさん)その時はTeam Stray直系のポップパンクがやりたかったな~

ユウヤ(以下、ユ):札幌に住んでいるのになんでそんなにポップパンクに精通してるの?(カズキは新しいバンドも常にチェックしていてかなりのバンドを知っている)。どの辺から音楽に興味持ち始めてポップパンクに行き着いたの?

カズキ(以下、カ):「なんで札幌にいるのに」って、今なんて場所は関係ないじゃないですか~。まあ、確かに昔はそうだったのかもしれないですね、まず文化もないので情報も入ってこなかったでしょう?たぶん。どの辺から音楽興味持ってポップパンクに行き着いたの?って本当に長くなるんですけど大丈夫ですか?

ユウヤ(以下、ユ):今は場所関係ないってそりゃそうなんだけど。やっぱり興味持つきっかけってあるっしょ?いきなりUSポップパンクにはいかないだろうし。俺はハードコアからアナーコ、それからOiパンク、で、ポップなの聴くようになったから。パンクバンドとして最初に興味をもったバンドなりがあって、そこからユーがポップパンク/メロディックに辿り着いた流れを知りたい。

カズキ(以下、カ):そうですね~。僕、小学生の時の趣味がラジオを聴くことだったんですよ。それで音楽に目覚めたんですけど、その頃Red Hot Chili Peppersの「By the way」がパワープッシュで、めちゃ衝撃でそこから洋楽ってのをよく聴くようになったんです。(その前からQueenとかBeatlesは好きだったけど)それで洋楽ディグってたらGood CharlotteとかBlink182とかYellowcardとか当時キテたんでそっち方面に行き着きました。で、当時「これがポップパンクなんだ、俺ポップパンク好き!(今、思うと間違ってますね)」ってなってて、その周辺Drive thru、Kung Fu、あとFueled By Ramenとかよく掘ってました。んで、当時はYoutubeもmyspaceもbandcampなんかありゃしないんでYahoo USAのLaunch PlayerってPVが見れるサイトが当時あって、「これも好きかも?」っていうのも出るんですよ。そこでDescendentsとCletusに出会ってそこからですね。Cletusですね、元祖は。Joe Queerの曲があるんですよ、それでQueersを知ってっていうのが中学2年でした。それまで中学校の洋楽好きの中でバンド教えあったりしてて、僕が持ってきたのはみんな絶対だったんだけどQueers持ってったら今まで見たことない反応されてたのよく覚えてるな~。MANGESも中学生にはマン毛ズにしか見えないし(笑)。まあ、それからPop punk四天王Queers, Screeching Weasel, Parasites, Beatnik Termitesっていう流れで聴きました。そのあたりからPOP BALLやDream OnとかHPで試聴とレビューを参考に紙に控えてブックオフっていうのが日課になりました。少し経って大嫌いだったGoing Steady(小学校の時、売れてたから嫌いだっただけで高校の時、聴いたらコイサーだった)聴いたんですけど、そこで下地さん(ディスガスとサスペンとマルタケ)と(Mega City 4の)Wizの存在知りましたね。んで、当時Mega City 4調べたらWaterslideばっかり出てきてたんですよ。全部売り切れてるし何なんだと思った。んで、Mega City 4からCrackle漁り、ServoでPear Of The Westを知ったりとか。要約すると、メロコア→ポップパンク→ゴイステ(銀杏)→メロディックですね。

ユウヤ(以下、ユ):ふーーーーん。札幌だとポップパンクバンドってことでもてる?東京だとPelotan、Nerdy Jugheadsとかは、メインの人が全くな感じだよ(爆)

カズキ(以下、カ):上記の方はモテないってことですか?納得です!ちなみに札幌だとポップパンクなんかモテるはずない!やっぱり東京だと反応全然ちがうもんな(笑)。女の子多いじゃないですか!

ユウヤ(以下、ユ):東京も今はポップパンク界隈に女の子少ないよ。けど90年代はホントに多かった。オールナイトの企画見にライブハウス来てたし。女の子で企画、フリーペーパーやってる人も多かった。もうみんな結婚して普通に生活してんだろうけどね。

カズキ(以下、カ):まじですか!そりゃあいい時代ですね!バタードックも相当モテたんじゃないですか?フリーペーパーか。今って雑マガだけ?てか雑マガ続編はよ。

ユウヤ(以下、ユ):バタードッグってスーパーバタードッグですか?クールっすよね。雑マガは週刊化にすればいいと思うよ。他のメンバーもポップパンク好きなの?

カズキ(以下、カ):めちゃ好きですよ~。僕がメンバー集めたんですよ、殺しますよ。あたりまえじゃないですか!ポップパンク以外ならつばさはOiパンクで、前ちゃんはEmoで、ボリがアイドルって感じ(笑)。僕は割と何でも聞きます。三代目J Soul Brothersとか。髪型も同じにしてるくらいですからね。

ユウヤ(以下、ユ):そういえばohkgではベースだけど、FELIX!ではギターだね。どっちが好きなの?

カズキ(以下、カ):超難しくないですかこの質問。どっちも嫌いですね!まずどっちも弾けないし。あまりこだわりないです。初めて組んだバンドはドラムだったし。

ユウヤ(以下、ユ):特に質問が思いつかなかったので適当に聴いてみただけです。けれど、機材にはあまりこだわりないの?でもアンプには文句言いますよね。先日もこのアンプ用意しとけとか。。やっぱり機材にこだわり無いのはBen Weasel譲りだね。俺は高いギター買っても練習しないからBen Weaselの真似と言い放ち安いギターを使っていたよ。

カズキ(以下、カ):楽器が嫌いなんですけど一応こだわりあるんでしょうかね。テンション上がらない音が嫌いなだけなんですよ。機材が好きだからとかそういう理由じゃないですけど地元では自分のアンプを使っています。ギターはGPCにアンプはSoldanoが理想です(笑)ちなみに僕も練習しないです。 

ユウヤ(以下、ユ):髪型こだわる前に練習はしてください。フライヤーを見ていると札幌シーンは色んなジャンルが混在していてライブも一つのライブで色々な音を聴けるようなブッキングになっていていいですね。

カズキ(以下、カ):色んなジャンルが混在していていいっていうのは首都圏の方よく言いますね。あとネクストレベルに達してる人。僕はすげえ嫌でしたよ(笑)。メロコアとかもう本当に同じ空間にいたくなかったし。ただ、もう最近は違いますね。かっこいいバンドはかっこいいですもんね。固定概念は捨てましたね~。本当に努力してたり考えている人は本当に尊敬できるんですよね~。態度では示しませんけど。

ユウヤ(以下、ユ):今、現在のシーン的なものの感じはどうなの?年齢層は?

カズキ(以下、カ):現在のシーンはですね。みんな知ってる通りのバンドしかいませんよ!僕らは何も変わってないし人も大して入れ替わってない印象ですね。年齢層は僕が同じシーンだと思ってる人で一番下はNOT WONKだと思います。で、MODERN GOODDAYSが僕らの一番上の先輩ですね。僕らのレコ発に出てもらうNO HITTERはもっと上で普段は全く絡みないですね~。もっと一緒にやりたい。。

ユウヤ(以下、ユ):そうだね。やっぱりカッコいいバンドはどんな音でもかっこいいんだよね。ってか音がカッコいいからカッコいいわけで。尊敬を態度で示せよ!結局さ自分がライブを見に行っても似たようなサウンドの6バンドが並んでるライブは途中で飽きちゃうんだよな。だから一回のライブでかっこいい色んなバンド見れたほうが楽しいしお得感あるよね。ちなみにネクストレベルって何?キチガイってこと?www

カズキ(以下、カ):キチガイっすね!カズさんみたいなすげえ人(笑)。あと超越してテクノとか聴いてる人すかね(笑)。まあ札幌でポップパンクバンドだけ集めようと思ってもウチらのワンマンしかできないですからね(笑笑)。
バラエティーに富んでいるライブといえば札幌にこーへーまん(MAPPY ex-Baseball Knuckle)ていう奴がいて、最近やってないんですけどずっと札幌のPIGSTYでオールナイトの企画やってて、めっちゃわけわかんない高校生のバンドとか出しててすごい楽しかった。最初は意味ねー企画だと思ってたけど、THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADESのアキトチも高校生の時レムチャップってバンドで出てたし意味あったんだな。えらいわ、こーへーまん。まあ、こーへーまんも先輩ですけど、僕ペコペコすんの大嫌いなんですよ。媚び売ってる人程大抵浅いし(笑)。でも、すごく損してると思います自分。本当は話したい人、山のようにいますからね(笑)。

ユウヤ(以下、ユ):THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES、MODERN GOODDAYSやNOT WONKとか最近は全国的な知名度になってきていてやっぱり北海道勢ということであり良い仲間だけどライバルだと思うんだけど、やっぱり刺激しあってるかな?

カズキ(以下、カ):そうですね~。あまり僕はなんとも思わないんですよね。自分のこと考えるのが精一杯なんで。NOT WONKは同じ北海道のシーンでやってますけど、ライブで一緒だったこと片手で数えられるくらいです(笑)。どのバンドも東京とか行ったら群れるシーンが違うんでなんも意識してない気がするなあ。なんか誤解招くような書き方になったんですけどお互い冷めてライブしてるわけではないですよもちろん。上記のバンドは仲いいですよ!NOT WONKとは遊んだことないけど(笑)。

ユウヤ(以下、ユ):そうなのか。バンド数が多くないからしょっちゅうジンギスカン一緒に食ったりファミコンしてんのかと思ってたよ。

カズキ(以下、カ):最近、丸いジンギスカンの肉高いから全然食えてません。1kg 980円だったのに今は500gで680円とかですからね。

ユウヤ(以下、ユ):個人的にムーブメントが来てるやっぱりボリのJUPITERって人気あるの?

カズキ(以下、カ):あるはずない(笑)。写真見たでしょ?(笑)。

ユウヤ(以下、ユ):ライブハウスのやつで、ボリ一人だけでやってて、みんなの笑い声が入ってるYouTubeに上がってる動画はヤバイね。涙が出た。

カズキ(以下、カ):今度あいつが学祭でやったジュピバンドのライブ映像あげてもらいますね。その映像が一番ウケます(笑)。

ユウヤ(以下、ユ):今回のアルバムはWaterslideだけど、下地くんのライナーについてどう思ったか教えて。あと下地くんってどんな輩だと思ってる?

カズキ(以下、カ):記憶力があるおっさんだと思いました。あと、あんな書き方してるライナーないんじゃないですか?僕はすごく嬉しかったです。ただ僕の作る曲のメロディック要素っていうのは多分Cruz周辺から来ていると思いますのでShredderはニアミスおじさんですね!あと下地さんは嘘つきジジイだと思ってますよ!エロいし!

ユウヤ(以下、ユ):えーそうなの?おれもShredder感じたんだけどな。Cruz色はあまり思わなかった。けど言われてみるとCruz経由のB級メロディックなのかもね。いやホント最終的なミックスの方針決まった時の音を送ったら、すっげー興奮して電話きたからね。下地くんが俺泣きそうとか言ってた。で、これ今の気持ちのままライナーすぐに書くよといいつつ催促するまで届かなかったけどね。でも、興奮が伝わる文章だよね。おれ、あの人のことレコード掘ったこと以外で初めて褒めたかもしれない(笑)。それくらい俺ら二人でFelix!の成長に興奮したんだよね。

カズキ(以下、カ):ああB級メロディックですわ!僕のメロディック感ってBig Drill Carの”Take Away”で言えば頭の『ドゥ・ドゥ・ジャ~ン』のジャーンの音ですね。下地兄貴は多分ライナー書いて即送ってくれたんですけど、もう一回直すといってそれから連絡が途絶えました。最終で来た文章は語尾の変更と「下地 康太(DiSGUSTEENS)」→「下地 康太(DiSGUSTEENS/Suspended Girls)」だけでした。。僕はこの文章誰よりも興奮しましたよ。だって下地さんじゃないですか。憧れですよ(笑)。

ユウヤ(以下、ユ):アルバムはかなりレコーディングも時間かかって、まじでこれ無理じゃねーかなとか思ったりもするくらい大変だったけどいいものが作れたね。今作のアルバムはレコーディングする前に思い描いていたものに近づけた?

カズキ(以下、カ):えっとまだ納得できてませんが、みなさんの反応がよくて結構緩和されてます。ありがとうございます!

ユウヤ(以下、ユ):曲ごとの解説は自分たちのweb(http://www.flxpunk.com/)でやってるからそれを見ればいいんだけど、個人的にはこのアルバムの全体的なイメージは何?四字熟語で答えて。

カズキ(以下、カ):またなんかヤバイ質問ですね!僕高校の頃高校の国語30点だったんで四文字熟語無理です!アルバム聴いていただけた方は思ったでしょうか色んな要素感じてもらえたと思います。あれもこれも好きだよ~。これがFLXですっていうまあ名刺代わりなんで次回作震え待て!!!

ユウヤ(以下、ユ):そうだね、いい曲出来たら何かしろすぐに新しい音源だそう!

カズキ(以下、カ):はい!すぐ出したいですね!もう降ってきてるので大丈夫です。楽しい事いっぱいしましょー!

ユウヤ(以下、ユ):レーベルの人をよくディスってるけど、本当は他のレーベルに行きたいんでしょ?

カズキ(以下、カ):僕は裕也さんのことディスったこと一度もありませんよ!!!!日本のレーベルで出すならWaterslideかMarutakeかStiffeenから出したいってまあメンバーに聞けばわかるんですがずっと言ってました。ただ僕はアメリカのレーベルから出してみたいですね。夢ですからね・・・(遠い目)

ユウヤ(以下、ユ):世界のMarutakeって機能してないwww 次のアルバムはアメリカ目指そう!

カズキ(以下、カ):機能してないとこから出すのがいいんですよ(笑)。先日のWhoa Ohの件も名前見ただけで興奮したじゃないですか?あれです(笑)。次アメリカ目指します!!!もうこりゃ第二のハイスタか・・・。ハイスタ通ってないし!!!!!!!!!!!!!

ユウヤ(以下、ユ):これからの目標は?次作はどんなことをしたいと思ってる?

カズキ(以下、カ):とりあえずインドネシアツアーしろとRizkanに言われてるのでそれですかね。あとライヴの安定感とMC(笑)。次作はちょっとメンバーの個性を生かせれればいいと思ってますね~。Oiパンクな曲はさすがにやらないですけど。Jupiter的なのはありかな。

ユウヤ(以下、ユ):自分のCDがタワーレコードとかお店にあってテンション上がった?

カズキ(以下、カ):テンションあがりました(笑)いや~てっきり写真撮ってください!コメント書かせてください!って自分から言うもんだと思ってたんですが、逆なんですね(笑)。店員が女の子だったので、僕、童貞で筆下ろしされてる気分でした。あざっす!

ユウヤ(以下、ユ):いずれにせよ多くの人に聴いてもらいたいよね。それでいっぱいライブをやって欲しい。

カズキ(以下、カ):いっぱいライブやって欲しいってなんか沁みました!みなさんよろしくお願いします。。。


2016/04/09 FELIX! 1stアルバム「WHAT TO DO IN CASE OF FIRE?」リリースパーティー
FELIX!(THE BAND) present “Teenage Freakshow” vol.2
at 札幌 PIGSTY
open/start TBA
day/door 1500/2000

The Hum Hums(Tokyo)
The Earthnoid Federation(Tokyo)
supporting-me
Modern Gooddays
NO HITTER
the sleeping aides and razorblades
FELIX!(THE BAND)

1stアルバム「WHAT TO DO IN CASE OF FIRE?」
「メディアで垂れ流されている「泣いてください」みたいな音楽には心揺さぶられませんが、最初にこの音源を聞いた時、ガチでホロッときました。メンバー全員20代にも拘らず、Lookout!、Shredder Records等に代表される、1990年代のいわゆるPop Punk黄金期の雰囲気を醸し出ているのが堪らないです。もちろん懐古趣味って事ではなく、あくまでもルーツを踏まえた現代のバンドって意味ですからね。瞬時に古今東西の音楽に触れる事の出来るボーダーレスな御時世に、この滲み出る燻し銀の様なテイスト(灰汁?)は貴重。いつの時代も、魅力的な人間が魅力的な音楽を生み出すんですよね。改めてPopPunkが好きで良かったなあと思います。」
((DiSGUSTEENS / Suspended Girls)下地康太)

「WHAT TO DO IN CASE OF FIRE?」のライナーで下地くんが引き合いに出しているTHE LINKSはこちらです。90年代の泣き虫ショボポップパンク隠れ名盤でございます!

BACK TO ONIGIRI WORKS