Distro News

8月-9-2011
Filed Under (新入荷) by blackie

朝からテンション上がりまくり!もうこの入荷の為にここ数週間頑張ってきたようなもんです(笑)今月は素晴らしいレコードのリリースが立て続けなんで毎日がワクワクです!そんな俺は週末は妹の子供を見に実家に帰りましたが可愛いですね。何時間見ていても飽きないとは。まるで我が家の二人の娘(犬)と過ごした幼少期を思い出しました!

SPLIT RUIDO DE RABIA/ULTIMO GOBIERNO LP

この再発をどんだけ待ちわびたことか!数年前のブートCDは質の悪さに手を出す気すら起きなかったぜ!これぞ超入手困難なスペインの80年代自主リリース作品!オリジナルは87年500枚プレス!プリミティブ過ぎる激速放射に身も心も奪われること必須!!!なんという崩壊ぶり!まさにその時(情勢)の空気 を真空パックしたかのような凄まじ過ぎる過激な音に鼓膜がつん裂かれるほど!SIEGEとLARMをミックスしたかのようなRAWスピード・スラッシュ・ サウンドの応酬だけに留まらずWRETCHED級の言葉数を浴びせられたらもう昇天するしかねぇ!!!RUIDO DE RABIAこそ最怒、最激、最狂(by HAVOC)のスパニッシュハードコアだぜ!!!やべULTIMO GOBIERNOの存在を忘れてしまった(笑)早口でまくし立てるCHAOS UKとでもいいましょうか、スパニッシュらしいボーカルにコーラスの掛け声がなかなか!個人的にはFAITHとVOIDのSPLITのようなもんです。ハイ。悪くないんですけどやっぱねぇ。耳は凄ぇ方に傾いてしまいますよ。しっかし今回の再発はインサートやラベルもオリジナルに忠実という涙モン!SOLO PARA PUNKS最高! (B)

CRUDE SS “WHO’LL SURVIVE” 7″

SVART FRAMTIDのオリジナルに忠実な再発から束の間、再び渋い音源が再発!FRAMTIDがいかにこのバンドから影響を受けているか聴けば分ります!当時 5000枚もプレスした音源だけに荒くれたRAWサウンドだけに留まらないCRUDE SSらしいオリジナリティーが随所に表れている傑作!この黒さと凝った展開がDISCHARGEフォロワーで終わらない特質した部分であり、シルクハット のギタリストの上級お洒落パンク・ルックスが決定打でしょう!特に”destroy capitalism”スローな展開から一気になだれ込む様や、時代は違えどACCUSEDやSO MUCH HATEの跳ねたテンポチェンジとストップ&ゴーが凄まじくカッコよい!他のストレートなスウェーディッシュ勢に比べるとかなり先を行っていたんだと改めて聴いて思いました! (B)

SVART FRAMTID “1984” 7″

記念すべきノルウェー重要レーベルX-PORT PLATER第一弾作品にしてユーロ・ハードコアファンを魅了し続けているバンドSVART FRAMTID。うわずった高音ヴォーカルにストレートかつ変則的な展開も織り交ぜたドライヴィンなギターサウンドとメロディー、いいタイミングで入って くるコーラスが最高に渋い初期ノルウェーHCの重要作で、オリジナルと同様にポスタースリーブで再発!これは嬉しかった!ブートでは何度か編集盤的な形で音源は聴けたもののやはり単独でオリジナルに忠実な再発が一ファンとして望む所です。初期スカンジHCにみられるDISCHARGEフォロワーな爆発力と は違った、荒くれた初期フィンコアを思わせる部分もあり改めて爆音で聴くとこんな泣いたギター入ってたのかとまたカッコ良い部分を見つけられたりしました!後にヴォーカルのGunnarを中心にKAFKA PROSESSやSO MUCH HATEに発展する最高のバンド奇跡の音源!(B)

OBEDIENCIA “S-T” 7″

MASSHYSTERIが完全に沈黙?してしまったとして、さてこれから後続のバンドはいったいどんなサウンドを魅了してくれるのだろうか。同じスウェー デンからはTERRIBLE FEELINGSなんかが出てきて話題を集めているが他にも各国で影響下のバンドが生まれているのも確かであり、このスペインはマドリッドの OBEDIENCIAも同レベルの音を出すバンドではないだろうか。哀愁ギターワークに女性ヴォーカルがメインだが、男性ヴォーカルの入り方もMASSHYSTERIなんですよね。しかしそこにスペインらしさも感じられると言う素晴らしいセンス!300枚しかプレスされていないが、レーベルオーナーの一押しバンドのなだけに外れのないリリースだ。(B)

NEO BOYS “S-T” 7″

80年代のポートランドと言えばWIPERSが代表格ですがそのWIPERSプロデュースによるポートランドで初のメンバー全員が女性バンドの80年作 1stがリプロ盤で再発してました!70年代後半にスタートし結成時は全員10代というだけでパンクにどっぷりだった当時の様子を勝手に想像するだけで上 がります(笑)70’s NY PUNKの流れを汲んだサウンドはお世辞にも上手いとは言えないですし、衝動や勢いも感じない”マグロ”サウンドですが激渋なんです!現行で言うと BOMBETTESみたいに対して可愛くない女性の集まりがまた興味をそそられるんです(爆)ほぼ全員動きのないライブがまた渋いのなんのって(笑)ベー スのパンクなねーちゃんの冷ややかな眼差しには完全に心奪われちゃいます!(B)

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