本日はBOSS TUNEAGEの新作に、SPの新作登場です。リリースものも一挙にすすめているんで来週以降動きがありますのでお楽しみに!
DECENDENTS/ALLのというかBILLのストーリー「FILMAGE」東京は今日までです!急げ!それから明日以降は大阪かな。見に行きまっしょー!
TERMINUS “BACK AMONG THE BLIND” CD
まさに日本国内においては誰得?としかいえないくらい知名度は低く、あのLate 80’s〜Warly 90’sを網羅しているUKメロディックの国内データベースサイト”THE BEST PUNK ROCK IN ENGLAND”でも完全シカトされちまっているオブスキュア中のオブスキュアバンドTERMINUSですが。まあ、それも当然っすよね、母国イギリスでも83年結成のバンドなのに存在は知られていてもバックグラウンドなどが一切明かされていないっていうし、あのUKパンクの歴史証人イアン・グラスパーですら情報をもっていないっていうんだから。しかしその謎な存在とアナーコパンクバンドの再評価で近年ヨーロッパで再注目されBOSS TUNEAGEがこれまでリイシューを2作やってきましたが、俺個人的にはTERMINUSていったらこのアルバムでしょ?ってのが今作1992年にアナログオンリーでリリースされた2ndにしてラストアルバム。もう活動時期によって音が違うんですよね。実のところオリジナル盤をリリースしているのがWORDS OF WARNINGというレーベルで、そこがSECTとCOWBOY KILLERSのスプリットをリリースしていたのでレーベル買いでこのバンドを知ったんだけど、最初は良さが全然わからなかった(爆)すっげーもっさいなと思って。けど聴き続けていくうちにあれ?これってかっこよくねえか?になってきてしまったのです。LEATHERFACE、Oi POLLOI、INSTIGATORS、THE ABSなどとやはりメロディック寄りのバンドと共演している時期にリリースされた今作はB級メロディック・ハードコアまっしぐらなんですよ。海外ではTHE DAMNEDのDave Vanianが初期LEATHERFACEのボーカルだったらと評価されてるけどそれもぴったりで、性急なリズムに哀愁のメロディーをちょっと粘っこく歌ってる感じなんだな。んでもって今作リマスタリングしたらギターがかなり前に出てきてそしたらあれHDQっぽくねえかと。んでかなりカッコ良いんですよ。2曲目の「WORDS OF WARNING」と9曲目の「GETTING CLOSER」最高!特にスピードのある曲はかなりかっこいいと思う。とはいっても泥臭いんで、UKメロディックを掘っていってる人ではないとぱっち聴きじゃダセーと思うかもしれないけどね(笑)しかしこんなのリイシューするモノ好きいないでしょ?(笑)これにてTERMINUSの補完計画も終了!(O)
FIRST BASE “FIRST BASE” CD
2013年HOZACからリリースされたアナログオンリーの1stアルバムは速攻でソールドアウトになっていたカナダのパワーポップ/ポップパンクバンドFIRST BASEの1stアルバムがCDでリイシューされました!しかもうれしいことに、1stアルバム収録の12曲にボーナストラックとしてアルバム収録曲よりも多い15曲を追加して27曲というお腹いっぱいのボリュームです。70’sパワーポップっぽいじジャカジャカしたギターなんですけど、そこにキーボードに、バブルガムハーモニーを搭載させたきったねーサウンドです(笑)これが悪いわけないです。STEVE ADAMYK BAND、SONIC AVENUESといったカナダのバンドが好きな人は当然のことながら、SONIC SURF CITY、QUEERS、PELOTANといったポップパンクファンも超激盛り上がると思います。最近だとNEW SWEARSとか好きな人どつぼでしょうね。初期の曲はBEATLESっぽさもあって、SWEET BABYにも通じるなと個人的にニンマリしました。あっドラムは日本人ですよ。(O)
DEPARTURE KIDS “ON THE GO” CD
CRUSADERS OF LOVE、TOMY & THE COUGARSといった良質のパワーポップが一気に登場したことで注目を集めているフランス・マルセイユのバンドでアナログ盤のみでリリースされていた1stアルバムですでに熱心なパワーポップファンには注目されているDEPATURE KIDSの1stアルバムに1stシングル収録の2曲をボーナスとしてぶちこんだCD盤がようやくリリースされました。恐らくアナログ盤入荷のときもメンバーがすっごいのんびりしてるんで、CD盤のリリースがこれまで遅れたのもきっとそのせいでしょう(笑)EXPLODING HEARTSやMARVELOUS DARLINGS、MOTHER’S CHILDRENといったリバイバルバンドからPAUL COLLINS BEAT、FLAMIN’ GROOVIESのような70’sパワーポップに、THE BEATLESやTHE WHOといった60年代のブリティッシュ・ビートを感じさせ、現在再燃しているガレージも消化した音は問答無用でかっこいい!NUDE BEACHやSUSPICIOUS BEATS好きな方も当然チェックしてください!キラキラしてるけどポップなだけじゃなくてクールさも兼ね備えてるんだから!流れるようなメロディーにスピード以上に疾走感を感じさせるリズムもパーフェクト!全11曲。今後も要注目のバンドです。(O)
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