SCREECHING WEASEL “ANTHEM FOR A NEW TOMORROW (30TH ANNIVERSARY EDITION)” LP
CDで先行リリースされ、アナログ盤の1stプレスは直販予約分で完売でしたが2ndプレスも同じ仕様で登場しました。今回はしっかりプレス前に予約してたので入荷できました!オリジナルはLOOKOUT、一度目の再発はASIAN MAN、そしてRECESSからとリイシューされてきたSCREECHING WEASELの1993年リリースの5枚目のアルバム。リリース30周年記念ってことで今回はオリジナル録音源からリミックス、リマスタリングを経てのリイシューです。リミックス、リマスタリングされた全18曲に、”Every Night”と”Totally”のオリジナルバージョン、それから”Panic”と”Thrift Store Girl”のボーカル別テイクバージョンがボーナスで収録!オリジナルバージョンと比べると全然違う!ギターの音も全然変わってる!コーラスの感じも違う!さすがミックスをやり直してるだけはある。いやオリジナルはオリジナルの良さあるけど、この新バージョンも悪く無い!オリジナルで感じる冷たい感じもいいけど、この新バージョンの温かみもいいぞ!
この音源の当時のコメントは、この時期GREENDAYが大爆発して、このアルバムのリリース前にBEN先生がコンパイルしたコンピ「PUNK USA」では、友人であるGREENDAYのブレイクを妬む歌詞でなんとまあ人間臭さを披露してくれてました。な、もんでどんなアルバムになるかすごい楽しみにしてたの覚えてます。蓋を開けてみたらSCREECHING WEASELそのもののメロディーだけど、ショートチューンに大名曲のインスト”Talk To Me Summer”を含む作品で「WIGGLE」を軽く超える作品で「MY BRAIN HURTS」の次に人気のあるアルバムになりました。全18曲だけど本当にあっという間の時間って感じのショートチューンの連打がある。”Peter Brady”ではNOFXのFat Mikeが、”A New Tomorrow”ではJAWBREAKERのBlakeとVINDICTIVESのJoeyがゲスト参加っていううれしいサプライズもあり。個人的にもやっぱりポップパンクを求める人には「MY BRAIN HURTS」の次にこのアルバムをオススメします。未だに頻繁に聴きますね。俺の青春です。多くのポップパンクバンドがやってる「とぅなーい」のメロディーは” I’m Gonna Strangle You”からっしょ。このアルバム以降多くのポップパンクバンドもキーボードをアレンジに入れたりするようになりましたね。(O)
THE MANGES “ALL IS WELL” LP
2014年にリリースされた4枚目のアルバムがようやくアナログでBadman Recordsが再発!この時期には来日ツアーも行って圧倒的なライブを見せてくれました。積極的に若手バンドのプロデュースをしたり、現在ではフェスやレーベル運営とイタリアンシーンを支えている彼ら。今作はこれまでのラモーン直系パンクだけでなく、ボーカルのAndreがやっているサイドプロジェクトTHE VETERANSで培ったサマーポップパンクを融合させたこれまでより軽やかで遥かにポップに仕上げてきているのが個人的に大歓迎です!とはいってもMANGESなんでラモーンパンクなのは間違いない!アメリカのフォークシンガーMELANIE SAFKAの”I Tried To Die Young”のラモーンパンクバージョンは俺の中でアンセム!この疾走感でこのメロディーずるいわ(笑)さらにDAN VAPIDが作曲した”Secret Agent Super Dragon”まで収録!外せねーだろこれは。ジャケのカラーも一新して再登場っと!(O)