ありがたいことに1stアルバムは完売となった2018年結成のスペイン産メロディックパンクロックバンドWEAKの2ndアルバムがようやく完成!いやープレスに1年近くかかりました… 前作リリース後はヨーロッパ各地の大きなフェスへ誘われて各地でツアーをするほど嬉しい反響がありました。その自信や勢いが現れた今作は前作以上にのびのびとし感情豊かなサウンドでめちゃくちゃ良いです!全10曲どの曲にもフックがありベストな曲を選ぶのが難しいほど。これまでに多くのバンドで活動してきたメンバーですが、10代の頃にパンクロックにのめり込むきっかけとなったNOFX、LAGWAGON、NO USE FOR A NAME、GOOD RIDDANCEのようなカリフォルニアのスケートパンクをやっぱりやりたいという思いで結成されたのがこのバンド。しかし、そこにアメリカからヨーロッパに飛び火し登場したNO FUN AT ALLやSATANIC SURFERSのようなヨーロッパのフィルターが入るわけで哀愁度も加わってユーロメロディック好きな人の琴線に触れる作品に仕上がってる!圧倒的な90’s感あるサウンドですので90年代にメロコアで熱くなった方、その後の高速メロディックに夢中になった方、ただ単に哀愁メロディックを愛する方、みんなにオススメできるバンド。歌詞のいたるところに、影響を受けたバンドのアルバムのタイトルや曲名が散りばめられているので、その辺を頭に入れて歌詞に目を通していただければ、また楽しみも増えると思います。(O)
SPLIT DAITRO / RAEIN 12″
2004年にPurepainsugarとApe Must Not Kill Apeの共同でリリースされていたフランスのDAITROとイタリアのRAEINによる激情エモの名盤スプリットをWILD ANIMALS/WEAKのフォンくん運営のLa Agonía de Vivirがついにリイシュー!ようやく入荷できました。2000年代激情ハードコアシーンを代表し、現在でもその知名度にカリスマ性はダントツのDAITRO!1stアルバムリリース前の作品でより激しく泣きまくりのサウンドだからこそ、このスプリットがこれまで中古市場では根が張っていたんでしょう。一方のRAEINもこの時代の激情シーンを代表するバンド。こちらもこれぞ激情な激しくも悲哀なメロディーが絡みまくるドラマチックな展開に鳥肌が立つ!このリイシュー待ってた人多いんじゃないでしょうか。(O)