トータル限定100枚プレスはやっぱり高かった!送料も高くて予定より高くなったのは残念ですが内容最高なんで、これをフィジカルでリリースできたのはほんとに嬉しい。国内は30枚のみ。他のレーベルはもっと枚数少ないんで直販オンリーだそうです。これから封入準備するんで予約開始します。よろしくお願いします!
WS162: ENSSLIN “THUMBSUCKER” 12″+mp3
※ダウンロードコード
※限定100枚(うちWS分は30枚)
※16ppブックレット(証明写真機で撮ったメンバー写真付き)
初めて聴いた時はぶったまげた!これが現在進行形のバンド、しかもロシアからなんて!女性ボーカルにより哀愁と憂いを帯びたエモ/インディーロックバンドENSSLINの5曲入り12″。もうこれホント空気感から90年代全開!2曲入りの限定50本のデモテープで国内でも話題になっていたのは当然なバンドです。エモなんだけど、あの時代を彷彿させるのはSARGEなんかとも共通項があるんだよね。で、そのインディーポップな感じはPOHGOHやJEJUNEともシンクロしてます。オープニングのギターのハウリから始まる感じの部分だけで名盤の予感ビシバシきますがまさにその通り。そして2曲目”Realm Of Fancy”でこの名盤は確定します。多くのレーベルがこの曲をロシアのバンドが?で吹っ飛ばされたと言ってましたが、俺も同じです。もうこの曲は禁じ手です。スピード感、流れるようなメロディー、ホント雨上がりに太陽が差し込んでいるかのようにパッと明るさが広がる感じ。そこから後半の反復のスローパートでバーストギターやばいよ。3曲目のボーカルとギターの絡み、この曲もホント90年代の地下室でのライブ彷彿で瞼を閉じるとBiofocal Mediaのビデオ「The Actuality Of Thought」のライブ映像が浮かぶ。4曲目ではスポークンワードも飛び出す始末、ここもヤバイ。でラストはRAIN STILL FALLS彷彿のアグレッシブなグルーブの中での清涼感のあるボーカルの孤高の存在感にもってかれる。100枚のみのプレス、厚めのスリーブ、そしてもろに90年代を感じさせるハンドメイドブックレットとメンバー、共同レーベルのみんなとああしよう、こうしようと話しながらプレスしてみたら当初の予定の金額をオーバーしてしまいました。そしてそこにプレス工場からの送料(共同レーベルの中で日本までの送料が一番遠高い)、税関ストップで税金上乗せということでこんなに高くなってしまった。もうこうなれば採算度外視でいくしかないという感じやらせてもらいます。コレクターアイテムみたいな価格になってしまって申し訳ない。ご理解ください。けれど内容は本当に素晴らしいです。5レーベル共同リリース。(O)
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