JOSHUAと言えばDoghouseからリリースし、ここ日本でもメジャーからリリースされていた90年代のエモ/インディーロックを代表するバンドの1つであることはみなさんご存知かと思います。3枚のアルバムと数枚のEP、そしてTHE GET UP KIDSやAT THE DRIVE INのアメリカ/ヨーロッパツアーのサポートをつとめるほど人気の高いバンドでしたよね。JOSHUAは02年に解散し、その後はそれぞれ様々なプロジェクトを行なっていましたが、レコーディングエンジニアとしてキャリアを積んでいたダンとショーンはコロナパンデミック最中の2020年、やっぱ一緒にやろうぜってことでバンドを結成。ホームレコーディングで仕上げたこの音源は、彼らの古くからの友人である御大J・ロビンスにアルバム10曲の大半のミックスを依頼し、一部の曲はDEATH CAB FOR CUTIEのクリス・ウォーラがミックスを担当しているという豪華な布陣。また「IDENTITY」という曲ではCHANNELS（DeSoto/Dischord）のジャネット・モーガンをゲストリードボーカルとして起用している。サイケ・ロック、チェンバー・ポップ、インディー・ロック、ソウルがブレンドされ、2人がその膨大なキャリアの中で収集した無数の音楽的影響を凝縮した、幸福感溢れる作品となっている。MALEGOATのようすけとはじめ、akutagawa, threedays film, Mugwumps, Wiennersなどに在籍するメンバーで結成されたDIMWORKにも偶然にも共鳴する現在進行形インディーロック！22年に進行中のアルバムのティーザーとしてリリースされたシングル「Clunker」と「YOU」は、リズムの複雑さと広がりのある音の質感に、ビートルズ風のヴォーカルメロディを組み合わせた、バンドのレンジを示す曲でした。ついに楽しみにしてた全貌が明らかになった！
