Archive for the ‘新入荷’ Category

6月-20-2025
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ほい、お待たせしましたこちら入荷です!ここんとこリリース作業に追われてまして、そこにありがたいことにWHAT GOES UPもFIRST DAY BACKも想定以上の予約をいただいておりまして、なかなかアップできてませんが、来週以降はアップしてきますんでよろしくです!

MOVING TARGETS “LIVE AT FEVER” CD

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MOVING TARGETSの初来日ツアーの新代田FEVERでのライブを収録したアルバム!招聘元のSQUIRREL FOXが2025年2度目の彼らのツアーに合わせて会場先行で販売された作品を入荷!これライブ録音ってことで避ける人いるかもしれないけど、ライン録りそのままじゃなくて、ミックスもしてマスタリングもしっかりしてあるから音質も音圧もめちゃくちゃ良いし往年の名曲が収録されてるし、再結成以降の曲もスピードあってめちゃくちゃ良いぜ!でもやっぱり”Faith”のイントロなった瞬間めちゃくちゃテンション上がるけど(笑)Kenが一時期在籍していたBULLET LAVOLTAのセルフカヴァー含む全15曲。これライブ行った人ももちろんだけど、残念ながら行けなかった人はこのアルバムで彼らのライブを体感できるぜ!(O)

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6月-18-2025
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本日はWaterslideの7月リリース2作品の予約を開始します!まずは1stアルバムで驚かせてくれた東京のメロディックパンクバンドWHAT GOES UP待望の新作!4曲全部キラーな新曲を収録した初の7″!こちらはUKのBrassneckとの共同リリースです。限定300枚だけど、UK分に海外流通分も抜きますので逃したくない方はお早めにご予約を!7″のプレス代も信じられないくらい高騰してますが、価格は出来得る限り抑えてますのでよろしくお願いします!

First Day Backのデビューアルバムの先行リリースとなるCDも、ありがたいことに想定以上の反響のため本日から予約開始します。

両作品ともに予約作品ですので、発送はリリース日に合わせての発送となることをご理解くださいませ!
リリースまだまだやばいの続きますのでお楽しみに。

WHAT GOES UP “THINGS LEFT UNSAID” 7″

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※2025年7月18日リリース予定
※限定300枚Opaque Light Yellow vinyl
※ダウンロードコード付き

登場と同時に一気に国内メロディックパンクファンのハートを鷲掴み!1stアルバム「LAWS OF GRAVITY」は、このバンドに注目していた海外の2レーベルも参加でアナログ盤もリリースされるも、そのアナログ盤はあっという間にソールドアウトさせたWHAT GOES UP。みなさん、お待ちかねの新作をリリースですよ!今回は4曲入りの7″です。相変わらずハイペースでライブを重ねて練られたこの新曲たちは、1stアルバムよりもロウでパンク色が濃く彼女等(彼等)のライブの空気感も反映した最高な内容になっています。
ファズギター炸裂で始まるオープニングナンバー”Balancing Act”は、イントロの時点でアドレナリンが出まくりで、さらにサビでのイングリッドとマットの掛け合いボーカルはWHAT GOES UPの真骨頂。”Karaoke Bar”は、ガラッと雰囲気を変えてギターポップをも感じさせる軽快でキュートな曲調からサビでは一気にドライビングメロディックへと加速。跳ねるようなギターとうねるベースのイントロから一気に引き込まれる”Choking”では、シカゴメロディックサウンドも感じさせてくれる。ラストの”Frankenstein’s Monster was a Melocore Kid”は疎外感を感じる歌詞もサッドメロディックで、ライブで初めて演奏したときから、オーディエンスを沸かせた曲。この曲もマジで破壊力すっごいですよ。
この音源に収録されてる数曲をライブで初めて聴いた時に、次の音源を7″でリリースしたいと思ったんですよ。というよりも、収録4曲、全曲がリードトラックになりうる曲だけにです。アルバムを気にいってくれた方は絶対に気に入ってもらえるはず!
今作はサブスクでの発表は予定しておりません。やっぱりフィジカルを手に入れて聴いてほしいですので!だから収録曲も7″の限界の4曲にしてますよ。今作はSPROCKET WHEELの復活第一弾シングルをリリースした英国のBrassneck Recordsと共同リリースで、限定300枚!

FIRST DAY BACK “FORWARD” CD

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※2025年7月18日リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞/対訳、メンバーへのインタビュー掲載のインサート付き

2025年5月にYouTubeにアップロードされた1本のライブ動画で世界中で話題となったバンドがいます。カリフォルニア州サンタクルーズを拠点とする大学生の5人により結成されたのが、そのFIRST DAY BACK。恐らくこのバンド名で、もしや?と思われる方も多いと思いますが、そうです、このバンドはBRAIDの曲名から名付けられた。現在進行系の大学生が奏でているのは空気感から何もかも全てが90’sエモ(特に97、98年ごろの)なのです。日本人とのハーフであるMaggieによる女性ボーカルエモ/インディーロックバンド。このMaggieを中心に90’sエモバンドを結成に動くも、やはり同年代で趣向の合うメンバーになかなか出会えず結成までは1年間費やしたそうです。しかし、ついに同じ趣向を持つメンバーが出会いこのバンドは動き始め、完成したデビュー音源となる9曲入りアルバムをリリースさせていただきます。彼等が敬愛するBraid、Cap’n Jazz、The Promise Ring、Mineral、Jejune、Sunny Day Real Estateといったあの時代の先駆者たちが持っていた、シリアスでピュアで未完成なあの世代ならではの感情を、その先駆者たちが当時活動していた頃と同世代の彼等が鳴らしているのは、90年代後期に所謂エモと言われた静と動のアンサンブルを奏でるバンドに出会った人であれば共鳴してくれるはずでしょう。面白いことに彼等の活動方法も90年代のDIYメソッドに則ったもの。ほぼ一発録音で制作されたが故に(空気感を出すためにわざとです)、音質も90年代を再現しているという徹底ぶりです。テクニカルではあるけれど、テクニカルであることを全面に出すのではなく、そこにバイオリンやハーモニカでスパイスを入れている彼等のセンスが好きです。発祥の国であるにも関わらず、今では第何世代ムーブメントなのかはわかりませんが、こうして先駆者へのリスペクトを詰め込んだシリアスなバンドが現れたのは嬉しい限り。せひ聴いていただきたい。そして、なるべく早い時期に彼等が日本ツアーで来てくれることを切に願います。

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6月-13-2025
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13日の金曜日です!今日は委託中古放出あります。22時スタートです。それからWHAT GOES UPのニュー7″リリースします。詳細は来週発表します。めっちゃ良いんでお楽しみに!FIRST DAY BACKはCD先行でアナログもリリースします。それからbedgravityにイギリスの某バンドも作業中です。まじで高校生の頃の俺が再度震えるでしょうね。

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6月-10-2025
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今日は時の記念日、歩行者天国の日、夢の日だそうです。みんなも調べてみてね。ってことでsluggermachieの吉野運営のraft recordsから新作がリリース!

ORANGE POOLSIDE “S/T” CD

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厚木の日本語詞エモ/インディーロックバンドORANGE POOLSIDEの6曲入りミニアルバム。もちろんリリースはRaft Recordsから。海外のエモ/インディーロックバンドの影響(1曲目ではRADIOHEAD、3曲目はTEXAS IS THE REASON風アプローチも感じる)を受けながら、曲を知らずしても日本語ならではの韻の踏み方が心地良い。サビでのシンガロングなどもこれまで以上にメロディーセンスが良くなってきてるね。2ndアルバムですげー良かった「通り雨」も新体制で再収録。good luck with your fun好きな人もチェックしてみて!(O)

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6月-5-2025
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さあ本日はDIAZ BROTHERS待望のニューアルバムのフラゲ日です!先行していた予約開始していたアナログ盤は完成が遅れてますんでもうちょいお待ち下さい!そしてリプレスしてもすぐにソールドアウトになっていた1stアルバムも再びリプレスされましたよ。こちらは到着済みです。1stアルバムはのCDバージョンはすでに廃盤です。

DIAZ BROTHERS “THE WORLD IS YOURS” CD

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H.D.Q.の後継者が5年ぶりにアルバムをリリース!Dickieの訃報により活動が停止してしまったH.D.Q.再結成後の残されたメンバーがDickieの意思を引き継ぎ活動しているバンド。名義こそ封印していますが、サウンドはそのままのメロディックサウンド!しかもボーカリストのGollyはみなさんご存知のようにH.D.Q.だけでなく、STOKOEやTHE JONESでも活動していたUKメロディック界の有名人。そこにUKエモーショナル/メロディックのパイオニア的存在SHUTDOWNのNeil、RED ALERT、ANGELIC UPSTERSでも活動していたMickというラインナップ。渋いシワガレボイスでパワフルでのびやかなメロディー、Dickie譲りのギターワーク。これはUKメロディック好きにはたまらないサウンドが再び再来ってやつですよ!時折、H.D.Q.以降に登場したHOOTON 3 CARやBROCCOLIを思わせて、総評してUK哀愁メロディックを体現しているのがデカい。古き良きサンダーランド・サウンドの復活!前作もすごかったが、今作の緊張感もすごい!正統派UKメロディックfンが待ち望んでいた内容です。CDバージョンには、HDQ復活の経緯や、DIAZ BROTHERS結成の話などを語ってくれたインタビュー掲載のライナーノーツ付きです。限定200枚。

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5月-30-2025
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ほい、明日は仙台に↑のライブを見に行ってきますよ!そんで本日はこちらが到着!20時にアップ予定です。

VISTA BLUE “CLEAR EYES, FULL HEARTS” CD

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THE LOBLAWS、THE ROBINSONSのメンバーによるVISTA BLUEが2025年4月にニューアルバムをリリースしたんで早速入荷!今作めっちゃ良いですよ。チープなシンセがなりまくるオープニングトラックから今作ではLILLINGTONSにTRAVOLTASを感じます。でももちろんしょぼさ全開で、バブルガムビーチコーラスもバッチバッチに決めてくるんでこの手の3コードポップパンク好きな人は撃沈されること間違いなし!昔のPARASITES好きな人も聴いてちょうだいね!CARPETTESっぽさもあるな。(O)

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5月-27-2025
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実はこの荷物は1月に到着予定だった。正確に言うと1月に一度税関を通っているのです。しかし、発送した人が住所漏れ、そして俺の電話番号の記載を忘れたために配達することが出来ずにスウェーデンに戻されてしまった… その後なかなか送ってくれなくてようやく到着となった涙の入荷でございます!しかし、今回も住所間違えてたのに、近所の本局まで到着したがゆえに、うちの地域担当の方が住所不備にも関わらず届けてくれた!まじで感謝!俺も頑張って入荷したんでよろしくです!

BJORNARNA “SPELA SNABBARE” LP/CD

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待ちに待ってた3rdアルバム!しかも14曲収録とボリュームも満点。前作からLASTKAJ 14と同じSecond Class Kidsへ移籍して知名度も超絶アップ!そして内容は文句なしときたもんだ。3rdアルバムでもこれまでと変わらず飛ばしまくりで変幻自在なアレンジは現在進行系DLKっしょ。合唱に、クレージーな面白展開とまさにTrallpunk好きであればハイテンション・イン・マイ・ルーム!でもユーロメロディック好きも絶対に気にいるであろうサウンドなんでチェックしてね。リフとかもいちいちカッコいいし時折VARNAGELっぽいフレーズとかもあったりして!これで熱くならなきゃ俺とは合わないだろう。(O)

LASTKAJ 14 “TRALLKRUCIFIXET” 12″

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2024年6月に限定300枚でリリースされた6曲入りの12″ミニアルバム。これすごいのがこの6曲この後にリリースされるアルバムと一切かぶりがないというもの。しかし復活後のこのバンドの勢いすごいわ。男女掛け合いボーカルで勢い衰えないTrallpunkで熱くさせられるね。オープニングトラックの時点でワクワクしたもの。彼らにとっては珍しいパワーポップっぽい曲もあるけど、Trallpunkまっしぐらな曲はこのバンドがスウェーデンパンクシーンで最も人気のある存在ってのも理解できるほどの圧倒的なセンスだわ。ほんわかしたバイキングソングもかっこいいんだわ。(O)

LASTKAJ 14 “DJAVULSKORSET” LP/CD

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Ammy加入後男女掛け合いボーカルになったことで、新章が幕を開けたLASTKAJ 14。リリースごとにどんどんパワフルになってるけど、このニューアルバムは先にリリースされたミニアルバムとセットで完成されているような作品。ミニアルバムが前菜だとするとこれはメインディッシュだな。オープニングのサビの時点で傑作を確信しました!Trallpunkの醍醐味でもある哀愁に強烈な緊張感を合わせ聴くものを引きずり込む作品。そして雨の中の雷のような音から雪崩込むギター旋律むちゃくちゃかっけーわ!とにかくどの曲もシングルにできるくらい際立ってる。レコーディングにも相当かかっているので価格は高いけどその価値は十分にある。だって12曲全部がかっこいいんだもん。(O)

SMAJAVLAFOTTER “INGEN HAR GAR SAKER” CD

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新たに登場した女性ボーカルメロディックハードコアバンドで、2022年にカセットでリリースされた9曲入りのアルバムにそれ以降にレコーディングされた6曲を追加してSecond Class Kidsがリリース。Second Class KidsといえばTrallpunkなんだけど、このバンドはそれほどTrallpunk色は濃くなくて、GRIMPLEやLEFTOVER CRACKにも通じるメロディックだけどハードコアなサウンドをやっている。NOT ON TOURとか、HOGPiTS好きな人にもチェックしてもらいたい。ほんと攻撃的だけどメロディーフックあってキャッチーなんであっという間に15曲が駆け回る感じ。(O)

SPLIT HATA SOM LEJON / MENUDA LP/CD

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スウェーデンの若手Trallpunk 2バンドによるスプリット。おそらくプレス代の問題でそれぞれの12″という形でのリリースを取れずに2バンドがそれぞれ6曲ずつ収録のスプリット音源にしたのだという裏事情だろう。が、Trallpunkのニューカマー2バンドをまとめて聴けるのはありがたい。HATA SOM LEJONはセーデルハムン出身で、MENUDAはヘルシンボリを中心に活動しているバンドらしい。HATA SOM LEJONは音的には所謂Trallpunkではないのかもしれない。母国語でスピードこそ速いけど、メロディーラインは一般的に言われるメロコアに近くてすげー聴きやすい。と入っても時折思いっきりスウェーデンメロディー入るけどね(笑)
個人的にぐっときたのはMENUDAの方!このバンド、90年代初頭のスウェーデンメロコアシーンのスケートパンクバンドみたいだ!これやばい、めっちゃ新鮮!しかも音色が若干しょぼいのもバッチリだぜ!あの頃のReally Fastコンピとかでメロコアバンド掘っててあの時代のNO FUN AT ALL、SATANIC SURFERS、VENERAとかでワクワクした人はこのバンドチェックしてちょうだい!(O)

こちらも再入荷でっす!

ANTI-LAM FRONT “VERDENSLANSERING” LP/CD
ASTMATISK GAPSKRATT “HA EI SATANS GOD JUL!” LP/CD
BJORNARNA “HISTORIEREVISIONISM” 2xLP
COSA NOSTRA “1000DB”12”
EPA “TRETTON OVNINGAR I MINDFULNESS” LP/CD
KKPA “PESTENS TID” LP
LASTKAJ 14 “SPEGLAR OCH ROK” LP+CD
SARDO NUMSPA “SPOKET I MASKINEN” LP/CD
SLAVERIET “ETT SMASKALIGT KRIG” LP/CD
SPLIT BJORNARNA / UNDERHUND 12″

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5月-23-2025
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今夜も先週の続きの委託中古放出あり!CDのみですが定番もの始めレア盤もあります。今夜も22時にアップします。お時間あればチェックしてください。明日は今週2度目の運動会でーす。

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5月-16-2025
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今夜は委託中古放出ありです!アナログは少なめですが定番もの始めレア盤もあります。今回は60タイトルほどですがまだまだあります。ようやく色々と作業も慣れてきたのでまた近いうちに続編ぶっ放します。今夜も22時にアップします。お時間あればチェックしてください。

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5月-15-2025
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昨日アップしたRATBONESホントにこれまでの彼らと違うからチェックしてみてよ。1曲目はこれまでのhorrorパンク路線かもしれないけど2曲目からガラッと変わるからさ!ってことで本日は2作品をアップです。まずはWaterslideの新作はRAGING NATHANSの7枚目のアルバム!マジで毎度毎度リリースごとにさらに良くなってくのは何故だ?!これまでに彼らの音源聞いたことない人もそろそろチェックしてみてくださいよ。こんな曲ライブでやられたらジッとなんてしてられないと思う。

そしてもう1つの作品は、いつまでたってもやめないイスラエルのパレスチナガザ地区への残虐な軍事攻撃にドローイングで声を挙げている田内万里夫がジンをリリースするのでその先行販売を開始!マリオくんは今のWaterslideのロゴを描いてくれた人です。明後日から彼の新たな個展があるのでお近くの方は足を運んでください。俺は初日にまずは行ってきます。

【お知らせ/個展】

Mario Tauchi〈SOULSCAPE〉
場所: Esther Okada Art Gallery(小田急線・参宮橋駅)
https://www.zulaarts.com/

会期:2025年5月17日(土)-6月1日(日)

開館時間:水木金土日(月火休) 13:00-18:00

オープニングレセプション: 2025年5月17日(土) 16:00-19:00
(17:00~ アーティストトーク ゲスト綾女欣伸/編集者)

Mario Tauchi “虐殺を止めろ” ZINE

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※2025年5月中旬発売予定(早ければ来週中頃に発送できると思います)

※サイズ:天地182mm x 左右128mm(B6判)

WATERSLIDE RECORDSのロゴ制作者でもある田内万里夫が、パレスチナのガザ地区に対するイスラエルの残虐な軍事攻撃が始まった2023年10月7日の1年後から、「停戦」を願い1日も休まずドローイングを続けている。氏のSNSで掲載されているそのイラストは、国籍を超え多くの人に届き、いくつかの予期せぬ交流や対話が生まれた。その交流からフィジカルとして残すべきとの声が彼を動かし、イラストをまとめた一冊のジンが完成した。このジンの制作費を除くすべての収益は、パレスチナの人道支援活動に充てられます。

作者紹介:田内万里夫

1973年生まれ。埼玉県東松山市出身。テンプル大学教養学部英文学科卒業。パリ、メルボルン、フィラデルフィアで暮らしながらファインアート、トライバルアート、ストリートアートなどの絵画表現に興味を持つようになる。翻訳出版の著作権エージェントだった2001年、米国の同時多発テロ事件をきっかけに絵を描きはじめ、国内外での活動をはじめる。「LOVE POP! キース・ヘリング展──アートはみんなのもの」(伊丹市立美術館、2012年)の壁画プロジェクトを担当したほか、HACO NYC(2019年)、CADAN有楽町(2022年)などで個展をおこなう。2021年にニューヨークで立ち上がったアートコレクティブRevolú Galleryの活動に参加。絵を描く傍ら翻訳出版の仕事にエージェント/編集者/翻訳家として従事する。翻訳家として『レスター・バングス──伝説のロック評論家、その言葉と生涯』(ジム・デロガティス著/TONKACHI刊)、『なぜ働くのか』(バリー・シュワルツ著/朝日出版社[TED Books]刊)、ライターとして『刑務所ごはん』(K&Bパブリッシャーズ 刊)など。

RAGING NATHANS “ROOM FOR ONE MORE” CD

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最高傑作を2024年にリリースしたDOPAMINESでもギターを務める、Josh Goldmanがフロントで在籍のオハイオ州デイトンのラフメロディックポップパンクバンドRAGING NATHANSが3年ぶりとなるニューアルバムをリリース。7thアルバム。地下室のロウなエネルギーを凝縮し、メロディックなフックにシンガロングコーラス、今回もまた、一度聴けば耳にこびりつく緊張感あるラフメロディック/ポップパンクな12曲をタイトに作り上げている。前作でも、なんでこのバンドはリリース毎にどんどん良くなっていくんだ?というようなコメントを記載したが、またもやそのピークを超えてきている。彼らの特徴であるアンセミックなパンクサウンドと、フックとハーモニーを高める洗練されたダイナミックなプロダクションが今作でも融合している。ギターはより鋭く、リズムはよりハードになり、ヴォーカルはこれまで以上な切迫感で舞い上がっている。現在進行系のUSアンダーグラウンドパンクロックシーンで最も重要なバンドの1つであり、アンダーグラウンドで尊敬を集める存在であるというRAGING NATHANSの評価を再確認できる作品。生々しく、正直で、完全に容赦のない、最高の作品であることを見事なまでに証明している。本当なんでこのバンド日本でもっと注目されないの?!(O)

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