TIE THAT BINDSのKevinとDIG DUGのMatthewというB級メロディックファンにはお馴染みのバンドのメンバーにより結成されたSORE LOSER 99年リリースの唯一のアルバムがレーベルAct Your Ageの倉庫にまだ残っていたとは!DIG DUGよりもはるかにエモーショナル度の高いメロディックで初期GAMEFACEっぽい感じもあり、UKメロディックファンにもオススメな切ないメロディ、きれいに絡むギターワークに、泣き虫ボーカルとしわがれ声ボーカルによる掛け合いボーカルに、コーラスワークも申し分なし!B級メロディック傑作、在庫ある限りですのでこのチャンスを逃さないように!(O)
ACT YOUR AGEのレーベルオーナーJohnとSORE LOSERのMatthewによるDIG DUGの97年リリースの同郷のMILHOUSEとのスプリット音源。DIG DUGとしてAct Your Ageの4 Way Split 7″に続く2作目だな。DIG DUGは3曲提供しててやっぱり期待を裏切らない青臭いポップ/メロディックを披露!若干のCRIMPSHRINE/FIFTEENな感じも胸熱い!んでもってこれMILHOUSEもめっちゃ良いんだよ!DIG DUG、SORE LOSERが好きならこのMILHOUSE絶対気にいるんで。この時期のテキサス州ヒューストンのシーンヤバいバンドばっかりだよ。(O)
DIG DUG “WHOA, IT’S A DIG DUG” 7″
ACT YOUR AGEのレーベルオーナーJohnとSORE LOSERのMatthewによるバンドの98年作4曲入り単独1stEP!SORE LOSER、初期GAMEFACE、DOC HOPPERにも通じる青臭く切ないメロディーが絶品!これCROCODILE GODとか好きなUKポップパンク好きな人にも絶対う切れられるサウンドですぜ!もうこのバンドについては色々なサイトでも語られているんで、手に入れてターンテーブルで楽しんでちょうだい!(O)
FALL COLLECTIONのサウンドを推し進めたサウンドで、こちらは1stアルバムと言いたいところだけど、メンバーによるとシングルから選曲してリミックスとリマスタリングをした初期ベスト盤という扱いだそうだ。このアルバムのA面でベースを弾いているのがMAGNET SCHOOLのBrandon。ポストパンクや現在進行系のインディーロックも反映されたパワーポップを聴かせてくれてて、90年代カレッジロックが俺的にはぴったりな感じ!これはSUGAR、TEENAGE FANCLUBの”Bandwagonesque”、TEXTBOOK/WOOLWORTHY、CHESTER COPPERPOT好きな人は気に入ってもらえると思う!もう1曲目まじで良くないですか?(O)
やばいぞ!ついにRevelationがNYHC史上最も激レアなこの作品を解禁した!!!89年にリリースされてますが、メンバーが音質を気に入らなかったためにわずか100枚のみで発売。近年では中古で出れば100万円というメガレアアイテム。もちろん本物は見たことはない。その作品がリリース200番目記念という形でリマスタリングを経てリイシュー!これはユースクルーハードコア好きならこのチャンスを逃すわけにはいかないですよね。この1stプレスは予約の時点で瞬時に売り切れていて現在2ndプレスも予約受付中という大反響ぶり。いやいや、メンバーがこの出来に気に入らず再度レコーディングをし直して「Bringin’ It Down」としてリリースしてるけど、勢いはこっちの音源のほうがあるんじゃないのかな?まあ、厚みとかのSammyのバスドラがたまにポコポコしちゃってる音質とかでだと思うけど、スピード感はこちらのほうがあるように感じますけどね。マジでホント手に入れられて感謝です!しかも「Bringin’ It Down」には未収録の”I’m Holding On”と”No Apologies”も収録されてる。(O)
TEXAS IS THE REASON “DO YOU KNOW WHO YOU ARE?: THE COMPLETE COLLECTION” 2xLP
ありがたいことにまたリプレスしてくれたんで名盤は入荷しておかなきゃ!ex-UNBROKEN、108、SHELTERというメンツで結成され活動開始後瞬く間に全米中(特に東海岸)のハードコアキッズに衝撃を与えたといっても大げさじゃなくて、俺の友達のストレートエッジ君(ENCOUNTERのメンバー)がRAIN STILLS FALLSを結成させたりといったように90年代のエモムーブメントを創り上げたバンドの一つでしょう。そしてTEXAS IS THE REASONの唯一のアルバムにして歴史的名盤がREVELATION 25周年にリマスタリングされ全録音音源を追加したディスコグラフィーとして再君臨したもの!解散後はNEW RISING SONS、JETS TO BRAZIL、SOLEAでもメンバーが活動するけどこのバンドを超えるバンドはなかったでしょう。幸運にも当時何度か見た彼等のステージングは息をするのも忘れるくらいに緊張感のあるライブで良くなかったのは一つもなかった。メロディー、グルーブ、ギターワーク全てに置いて大満足です。正直PROMISE RINGも何度もライブを見たけど一番良かったのはTEXAS IS THE REASONのアンプを使用してやったときだった。今作は96年リリースの1stアルバムに、1stシングル3曲、2012年にJ. ROBBINSとともに録音された最新の未発表曲2曲、PROMISE RINGとのスプリット1曲、そして一番手に入りにくいSAMUELとのスプリットも収録した完全盤。リマスタリングもしているのでオリジナル盤をコンプリートしていても未発表曲2曲とオリジナル盤と聴き比べるために手に入れても損はないです。というかこうしてちゃんとプレスを続けてくれること感謝。新たに彼らのことを知った人にも受け継いでいかれるもん。(O)
GAMEFACE “GOOD” LP
誰がなんと言おうが俺にとってはGAMEFACEの1stアルバムにして実はこれが大名盤、そして現在では一番入手が難しい一枚だって作品がようやくリイシューされましたよ!メロディックの大名曲”This is the last tme”収録。正直GAMEFACEはこのアルバムを持っていればいいと。おっと、それでも3rdまでは好きです。けれど1stと2ndではかなりサウンドに変化が出ているんだよね。このアルバムこそウタモノではなく彼らのエモーショナル度が一番出ている。しかもこのアルバムのオリジナルリリースが隠れた名作を多くリリースしているNETWORK SOUNDってのもさらに好きな理由。ちなみに、NYHCシーンに80年代後半からいる俺の友だちによれば、GAMEFACEの登場は多くの東海岸ハードコアバンドへエモ/メロディックという大きな影響を与えたそうだ。(O)
GORILLA BISCUITSでNYHCに目覚め、同郷のTURNING POINT先輩に多大な影響を受けたJasonとJoelの双子の兄弟を中心に結成。実はこの兄弟の家に、アメリカ留学した当初居候させてもらってました(Jasonはその時点でニューヨークに住んでたけど)。んでもって当時俺がやっていたバンドの1st 7″の入稿作業も全部Joelに手伝ってもらった(爆)そんな彼らが俺と出会う前にやっていたのがこのバンド、そういった経緯から彼らの恩義を感じて彼らの音源を中古で目にしたら片っ端から手に入れてましたが、当時は日本でもあまり知名度はなかった。でも、彼らはYOUTH OF TODAYとのヨーロッパツアーをしてることでヨーロッパでは知名度があります。そして、ついにドイツのDevarishi Recordsからフル音源集がリリース!エモコア前夜と言っても当時すでにTURNING POINTがエモーショナルなサウンドへと移行していたので、ENCOUNTERもメタリックでありながら叙情的なエモーショナルサウンドを追求してましたよ。今作は1stデモテープ、2枚の7″、1枚のスプリット、2枚のコンピ提供曲って感じで彼らが残したレコーディング音源を全て収録。プチネタとしては、TURNING POINT解散後、彼らがリハーサルに使っていた池の畔にあった小屋は、ENCOUNTER、そして解散後にJoelがやっていたRAIN STILL FALLSへと受け継がれてました。そこへ連れて行ってもらっときはTURNING POINTが「It’s Always Darkest…Before The Dawn」をここで練り上げたのかぁと感慨深いものがあったなぁ。(O)
GRAY MATTER “TAKE IT BACK” LP
GRAY MATTERはなんと言っても86年リリースのこのミニアルバムでしょう!過去にレニーがCHEERS! PUNK RADIOでも流してましたが、DCのドキュメンタリー映画「SALAD DAYS」でも流れるこの曲の泣き具合ってば最高!でも1曲目の血肉躍る名曲“Chutes And Ladders”でブチ上がること必至!ハードコアの怒りと中期DCサウンドが見事に合わさったこのバンドのみが持っていた音!85年リリースの1stアルバム「FOOD FOR THOUGHT」ではもっとパンクロックでしたが、ついに化けに化けたのはこの作品。バンドとしても最も輝いていたし、奇跡的な楽曲。今聴いても全く色褪せていない凄まじい音源。(O)
GRAY MATTER “FOOD FOR THOUGHT” LP
85年にDouble-OのBertとRichによるR&B Recordsからリリースされた記念すべき1stアルバム。後にTHREE(3)、IGNITION、SEVERINとなるメンバーが在籍していた中期DCの奇跡。BUZCOCKSなんかのパンクロックも感じるけどしっかりとメロディーラインはDCしちゃってます。BEATLESの”I Am The Walrus”カバーあり。ってか2ndアルバムでもBEATLESのカバーやってるね。でも個人的に2ndアルバムはあまり得意じゃない…(O)
こちらの名作もしっかりと再入荷っす!ちゃんと名盤も抑えましょう。
ACTION PATROL “ON PATROL 1993-96” LP DESCENDENTS “I DON’T WANT TO GROW UP” LP DESCENDENTS “ENJOY!” LP DESCENDENTS “ALL” LP IRON CHIC “THE CONSTANT ONE” LP/CD JAWBREAKER “24 HOUR REVENGE THERAPY” LP JAWBREAKER “UNFUN: 20TH ANNIVERSARY EDITION” LP V/A “PARASONGS: A PARASITES TRIBUTE” CD
THE MURDERBURGERS解散後、もうバンドはやらないと言ってものの、速攻で撤回。すぐに始動させたWRONG LIFE。そのデビューアルバムでも抜群のサッドメロディックを聴かせてくれたFraserが、凍結していたBIKE NOTESも再始動させた!このバンドではFraserはドラムボーカルを担当。他の二人のメンバーは過去にTHE WALKING TARGETSをやっていたMaxとAlex。2017年に4曲入りのシングルをリリース、2019年に3曲入りのシングルをリリースし、アルバムの発売が待たれていたものの、THE MURDERBURGERSの解散と合わせてこのバンドも活動停止。しかし、ついに復活です。このバンドもヤバい!待っていたかいがありましたよ。WRONG LIFEとの共通項ありありで、サッドメロディックパンクでMEGA CITY FOUR、CHOPPER、SKIMMER好きな人には大スイセンのバンド!ボーカリストが2人存在することで、曲によって表情を変えるところもとても良いです。マジでこれCrackle! Recordsが現在も運営し続けていたら絶対にリリースしてただろうなって感じです。リズムチェンジのあとに伸びやかな泣きのメロディーが乗るサビは中期MEGA CITY FOURなんかを彷彿させるんですよ。(O)