かつてはWest Chester Rock CityのドンであったCreep Recordsの創始者ArikがBUGLITEのKyleなどと結成したLATTERMAN、IRON CHICで世界中に知れ渡った東海岸流哀愁メロディックを奏でるGODDAMNITの3枚目のアルバム。これArikの歴史知らない人が聴いたらIRON CHIC好きなんだねってなりそうなもんだけど、実は90年代中盤にもうSUPER HI FIVEでこういったメロディックをArikはやってたからね。2ndアルバム同様、ポストハードコア要素増えてきてSUPER HI FIVEやHOT WATER MUSIC/SMALL BROWN BIKE好きな人も胸熱なエモーショナルメロディック炸裂でございます!2曲目なんてもろにSUPER HI FIVEだし、3曲目はJAWBREAKERのようなリズムチェンジにザクザクギターで燃える!実はこのバンドSnowingのNateも在籍してたGlocca MoraaのArikにCRUCIAL DUDESのBrandonも在籍で、ちょっとしたフィリーの重鎮がメンツとなってる。レコーディングはAG’s/SINKHOLE/DOC HOPPERのChris Pierceと完璧。アートワークはAllied RecordingsのJohn Yates!(O)
THE ATLANTIC UNION PROJECT “3,482 MILES” LP/CD
COUCH POTATOES、RYDELLで活動してたDavidがCOME THE SPRINGのメンバーと共に結成したUK産エモーショナルメロディックバンドの1stアルバム。これはコロナパンデミックのロックダウン中にレコーディングされたアルバムで、バックの演奏はUKのメンバーなんだけどボーカルだけアメリカに住んでて、その離れた距離がこのアルバムのタイトルになってる。そのサウンドはこのバンドももろに90’s回帰なもので、SEAWEEDやSAMIAMというよりもSLAP OF REALITY、HOT WATER MUSICに少しDAG NASTY入ってるかのような感じ。泣きまくってるとエモーショナルメロディックということだな。(O)