お待たせしましたついにCD盤も登場!ポップパンク、パワーポップ両方の人から愛されているJAGGER HOLLY。LP 2枚組 29曲というボリュームでリリースされたこの4thアルバムすごいことになってます。リリース前からかなり反響でしたが、そりゃ当然この内容ですもん!イントロ終わった瞬間に、鳥肌が立ったわ!メロディーにアレンジ能力の高さはこれまでの音源でもわかっていたけど、そこにとてつもないコーラスワークも加えて制作された今作はめちゃくちゃ良いぞ!こりゃ、曲削れないからこのボリュームになるわな。先日のDeeCracksの日本ツアーの時に、このバンドでも活動してるMattとこのアルバムについて話したんだけど、このアルバムのほとんどの曲はMattが作曲してレコーディングもほぼやったそうだ。で、本人的にもさすがに29曲は多すぎだけど、削りたくないから短い曲の構成にしたところみんなに、このアルバム褒められてほんと嬉しいよと言ってましたよ。いや、しかしこのアルバム本当にいいんだよ。メロディーだけじゃなくてロックンロールのかっこいい部分をアレンジに加えていて、時に熱くさせてくれたり、時に切なくさせてくれたりと、シンプルなポップパンクだからこそ感じさせてくれる色々な思いが溢れる作品!これは絶対逃しちゃダメですよ。オーストラリアのEXPLODING HEARTSの”Out of my Head”カバーやるなんてセンス最高!(O)
THE PUTZのPatによるRIVERDALESの曲にSTAR WARSの歌詞乗っけたカバーアルバムプロジェクトが終わりこのバンドもおしまいかと思ったら、またきたよ(爆)新しいシリーズはなんとQUEERSの曲にSTAR WARSの歌詞乗っけたカバーアルバムプロジェクトとな!「MAY THE FOURTH BE WITH YOU! 」じゃねーわ!本人達も「このバンド終わりだと思ってたろ?今度はQUEERSだ、アルバムいっぱい出してるからな」だそうです。このプロジェクトもこれまで同様、バックの曲は忠実にコピーしてそこに変えた歌詞を乗せただけでございますよ!(O)
CORUSCANTS “LOVE SONGS FOR THE BESKARDED” CD
新シリーズは2作品同時リリース。QUEERSの曲にSTAR WARSの歌詞乗っけたカバーアルバムプロジェクト第二弾はもちろんQUEERSの2ndアルバム「Love Songs For The Retarded」…いつも通りにバックの曲は忠実にコピーしてそこに変えた歌詞を乗せただけでございますよ!やっぱQUEERSはこのアルバムから入ったんで個人的に好きなアルバム。(O)
COUCH POTATO MASSACRE “CULTURE SHOCK” CD
このバンド、いつものOutloudがリリースしているバンドとは異なり、メロディック要素が高い!2曲目を聴いてまぁびっくりしましたよ!この突然スピードアップして、サビでテンポを落とすこの構成はシカゴメロディック好きな人にもチェックしてもらいたい!いわゆる3コードポップパンクっぽい曲もあるんだけど、そういった曲よりもREPLACEMENTなんかを思わせるメロディックの曲の方が個人的に好みで、UKポップパンクバンドにも通じるんじゃないかと思っちゃいますね。RAZZLESとかJAKE & THE STIFFSとか好きな人も好きなんじゃないかと思います!地元ミネアポリスでは長い間バンドを続けているメンバーが結成したバンドで、地元ではかなり人気があるみたい。知らなかったけど。(O)
FAMILY COMPUTER “GAS MONEY” CD
バンド名でゲーム好きは気になるよね?このバンドにもTHE PUTZのPat参加してます(笑)ってかこのバンドの作曲もPatかよ。で、ボーカルをしてるCorey James Richardって誰なんだろと思ったらPARASITE DIETでした!このバンドではCOPYRIGHTS、HOSPITAL JOBをやってるLukeの別バンドSTARTER JACKETSを思わせる伸びやかなサビを持つパワーポップパンクをやってます。しかもこのバンドの曲もクオリティー高い(笑)どうなってんだPatの作曲能力?!(O)
先行して12″がリリースされてて入荷したかったんだけど、円安と送料の値上げで躊躇してたら、OutloudがCDでリリースしてくれた(実はもしやそうなるんじゃないかとの希望もあった)。THE BARBECUTIESのSidとColiが結成した火星(ドイツ)出身の3コードポップパンクバンドLOOKIT, MARTIANS!は5曲、そして閉鎖してしまったRamonescore Radio Recordsからアルバムをリリースしてたこちらもドイツの3コードポップパンコスTHE CHEAP POPSは4曲を収録。今じゃ注目されてるLOOKIT, MARTIANS!なんだけど、これむちゃくちゃ良くなってるぞ!それにやっぱり女性コーラスはポイント高いよな。ときどきメロディーがDUDOOZっぽいところも大好きです!5曲目はCHEAP POPSのカバーで1stアルバムに収録されたイントロの単弦ギターはWEASELの”Talk To Me Summer”みたいなやつで、やっぱこの曲好きだわ(笑)THE CHEAP POPSはアルバム同様に90’s Lookout!世代なポップパンクで、WEASELやDan Vapid関連バンド好きな人は絶対に好きなやつですね。この2バンドの組み合わせバッチリです。それに英語なのでドイツ語のバンド苦手って人もいけますよ。(O)
THE PROZACS “WE SCREAM EP” CD
元GRAND PRIXXという肩書きはもう不要なくらいベテランの域に達しているJay率いるTHE PROZACSの新作は6曲入りミニアルバム!この人も色々なプロジェクトやったりと全く休まずすごい!と思ったら、新曲だけでの音源は2019年の「AMBIVALENCE」以来なのか。今作はスピードもあってアグレッシブな感じの曲中心で、この感じもいいぞ!しかも4曲目にはGRAND PRIXX時代を彷彿とさせるスコスコ高速ナンバー飛び出てくるよ!そんでもってラスト2曲はLILLINGTONSのカバーで”You’re The Only One”は、確かにLILLINGTONSの曲だけどPROZACSになってるし、ラストの”I Don’t Think She Cares”もスピードアップしててちゃんと自分っぽくしてるんだな。さすが大ベテラン!(O)
VISTA BLUE “STAY GOLD” CD
THE LOBLAWS、THE ROBINSONSのメンバーによるVISTA BLUEの新作登場!これまでに数え切れないくらいリリースしてて何枚目なのかわからん(笑)PARASITES同様、BEATLESに大きな影響を受けているポップパンクバンドで、やっぱりTHE ACCELERATORS、FLATUSといたニュージャージーポップパンクサウンドがじわじわきます。そこに乗っかるチープなシンセもバッチリ合ってるのが彼らのスタイル!50’sなオールディーズフレーバーもいいんだよな。彼らにとっては異色の”We Turn It Up”もパンクロックしてて良い。相変わらずの安定感だな。(O)