Distro News

8月-22-2023
Filed Under (新入荷) by wsrecords

本日はWaterslideの新作のフラゲ日です。90’sエモーショナルメロディックパンクSLAP OF REALITYが大復活そしてニューアルバムを27年ぶりにリリース!当時と変わらない?いや、当時以上に伸び伸びとしたサウンドはかつてを凌ぐほどですぜ。

SLAP OF REALITY “GOODBYE, ME” CD

これは事件ですぜ。1987年フロリダ州タンパで結成。7 SecondsのKevinにその才能を認められて、名門Headhunter Recordsと契約しデビューアルバムをリリース。このアルバムで彼らの名は全米中に知れ渡り、日本国内やヨーロッパでもSlap of Realityは知られることになりましたよね。そんな彼らは全米ツアーだけでなくヨーロッパツアーも行うなど精力的な活動をし、ついにはメジャーレーベルからのオファーも受けることになった。しかし、これが彼らの悪夢の始まりだった。メジャーレーベルからの2ndアルバムをレコーディングするも、レーベルの活動停止とともにこのリリースが宙に浮いてしまうのだった。そんな状況では、もちろん彼らのモチベーションは続くわけはなく心折れたメンバーはそのまま活動休止にしてしまったのだ。

しかし、バンド活動を止めていたSlap of Realityのメンバーは2019年に再び楽しむためだけに音楽制作を始めた。そしてAgainst All AuthorityのJoeが共同経営するフロリダのレーベルA Jam Recordsから復活第一弾音源となる7″シングル「Gaslight」をリリースした。その後も継続して新曲を練り上げ、完成させたのが現在進行形の最新アルバムだ。

Descendents/ALL、Dag Nastyを合わせたようなサウンドは、Samiamと共鳴するような泣きの哀愁メロディック。当時と変わらない?いや、当時以上に伸び伸びとしたサウンドはかつてを凌ぐほどです。DESCENDENTS/ALLのStephen Egertonとも進行がありこのレコーディングに協力している。歳を重ねても好きなことをやり続ける、という決断をした彼らに迷いは一切ないことは、このアルバムを聴いてもらえればわかってもらえるだろう。90年代を生きたメロディックパンクバンドはが再び命を吹き返した。そしてこんなアルバムをリリースしてくれたうれしいことだ。

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