Archive for 8月 28th, 2023

8月-28-2023
Filed Under (新入荷) by wsrecords

期間限定ボーナスセール第4弾にもたくさんのご注文ありがとうございます!午前中はずっと在庫確認に追われてました。うれしい!
さて、Numeroもっと定期的に入荷したいんですけど、なかなかオーダー枚数集まらないと簡単にはいかないんですけど、やばいのまたもやリイシューってことで入荷しました!男女混成エモの隠れた名バンドEVERYONE ASKED ABOUT YOUの全音源集まさかやってくれると思いませんでしたよ!他にも入荷できずにいたKARATEやINDIAN SUMMER、LONCOLN、NATIVE NODのリイシューもついに入荷できました。今夜20時にアップします!

EVERYONE ASKED ABOUT YOU “PAPER AIRPLANES, PAPER HEARTS” 2xLP

2012年に現在は活動停止してしまった25 Diamondsから突如リリースされた幻の1stアルバムは運良く入荷できましたが、こちらもすでにソールドアウトしてかなりの時間が経っています。その間にかなりのレア盤化が進んででしまっていましたが、それも当然でしょう。活動していた90年代後期では、知る人ぞ知るカルトな90’sエモバンドでしたからね。しかし、その内容はJEJUNE、JAWBREAKER、BRAIDをあわせて上手く混ぜあわせたようなサウンドですもの。それは再評価されるべきバンドですよね。またしてもHATEDのリイシューをして世の中のレコードコレクターをビビらせたNumeroがやってくれましたよ。これまでにバンドがリリースしたアルバム、単独シングル、スプリット音源全ての音源をコンパイルした決定打登場です!さらにNumeroのリイシューの素晴らしいところは、フライヤー、写真、歌詞、そして中西部EMOとムーグシンセサイザーに関するエッセイを加えた20ページのブックレットつきなんです。サウンドだけでも、きれいなメロディー、静の部分から動への移行も完璧でエモファンでなくてもガールボーカルものが好きな人も大好きでしょう。このバンドのアルバムが結どうしている時期にリリースされてたら絶対に日本でもJEJUNEと並んで人気出てたと思います。アルバム逃してしまった方チャンスですよ。もちろんコンプリートもししてても手に入れたい内容ですよね。おれはスプリットが見つかってないから今回のリイシューは本当にありがたい。(O)

REMEMBER SPORTS “LIKE A STONE” LP/CD

女性ボーカル要するジャングリーインディーポップバンドREMEMBER SPORTSの12曲入りの4枚目のアルバム。今作はBEACH HOUSEを手がけているHEBA CARDYを起用したことでサウンドにも新たな風が吹いた!オハイオからフィラデルフィアへ移住して一気に注目を集めている彼女達でしたが、快進撃は止まらない。GET UP KIDSのオープニングに起用されて以降注目度も上がり彼女達がヘッドイナーを務めるライブもソールドアウトするなど人気は上がってますよ。そろそろ日本でも注目もっと集めてもらいたいっすわ!Specialist Subjects周辺のイギリスのインディーポップトも共鳴したこのサウンドは、Rose Melberg、CAB、CARS CAN BE BLUE、SWEARIN’、HOP ALONG、ALVVAYS、THE BETHSとかと女性ボーカルで可愛くて疾走感あるの好きだったら絶対に好きっしょ!(O)

INDIAN SUMMER “GIVING BIRTH TO THUNDER” LP

93年から94年というわずか1年間の活動にも関わらず現在でも伝説と化しているUS激情エモーショナル・ハードコアバンドINDIAN SUMMERの完全ディスコグラフィーアルバムがアナログでリリース。これまでのリリース作品は入手困難だったからこちらも嬉しい限り。しかも、ライナーにフライヤーなど当時の雰囲気を味わえる28ページにもわたる豪華なブックレット付きで、Numeroのリイシューは相変わらず素晴らしい!手に入るうちに手に入れたほうがいいですよ。圧倒的なアレンジ力に、泣いたり叫んだりの感情が爆発したあの90年代の空気感がたっぷり詰まった作品。(O)

KARATE “S/T” LP

再評価により再び脚光を浴びていた鬼才Geoff Farina率いるKARATEの95年リリースの9曲入り1stアルバムも嬉しいリイシュー。当時初めて聞いたときはすぐに理解はできなかったけれど、聴き続けている間にズブズブとはまっていきました。エモ/インディーロック、ジャズ、ダブなど実験的に取り入れたサウンドなんだけど、Geoffの柔らかな声とメロディーが本当に良い!当時働いていたレコ屋でもエモ好きだけでなく、インディーロック層にも支持されてました。Southernからのオリジナル盤はかなりのレア盤化していたのでなかなか簡単に手を出せませんでしたが、ようやくのリイシューはうれしいね。お早めにどうぞ。(O)

KARATE “THE BED IS IN THE OCEAN” LP

個人的にはKARATEはこのアルバムが入り口でした。鬼才Geoff Farina率いるKARATEの98年リリースの9曲入り3rdアルバム。様々な音楽を吸収したサウンドはエモファンには聴いてもらいたい。非凡の才能を持つクリアーなギターを弾くギタリストの演奏は一度聴いただけではわからないほど繊細かつ練ってあるし、もうこれ以上ないというほどの悲哀のメロディーはホント深い… 1曲目の”There Are Ghosts”の時点で音像に引き込まれちゃいますけど、”Diazapam”、”Outside Is The Drama”はさらに名曲。こちらも手に入るうちに手に入れた方が良いと思います。(O)

KARATE “UNSOLVED” 2xLP

鬼才Geoff Farina率いるKARATEの00年リリースの9曲入り4thアルバムは12″ 2枚組でリイシュー!しかもリハーサル音源な未発表3曲がボーナスとして追加されてますよ。傑作だった前作「THE BED IS IN THE OCEAN」で知名度も上がった彼らがこのアルバムで体現しているのはさらにジャズやダブを取り入れたエクスペリメンタルなサウンド。このアルバムリリースの頃はソロアルバムでも発表したりしていたので、このバンドではこのアプローチが進んだのでしょう。ジャジーかつブルージー、そして静寂で内向的な美メロディーは、まさに玄人向けの上品なエモ/インディーロック。とはいってもやっぱり聴き込むことでズボズボと引きずり込まれるんだな。Drag City、Thrill Jockyといったあの時代のレーベルとも共鳴した唯一無二の存在。このアルバムのオリジナル盤なんて簡単に手を出せないほど高騰していたんで、もっと早く再評価されてリイシューされていても良かったんじゃないかなと思うよ。確実に早くなくなると思うんで迷ってる時間はないと思います。(O)

LINCOLN “REPAIR AND REWARD” LP

俺の知り合いのレーベルWatermarkからデビューシングルをリリースした頃はJEJUNE同様女性ベーシストが在籍していたカルト90’sエモバンドもついに全作品をまとめたディスコグラフィー盤が登場。ニュージャージから産まれ92年から93年のわずか1年間のみ活動していたバンド。その間にリリースされたのは2枚の単独シングルと、HOOVERとのスプリット音源のみでしたが、そこへ未発表曲を追加して、J.Robbinsによるリマスタリングという完璧な仕事で再誕生です!ニュージャージーということでエモコアの影響もありますが、新たに産まれたポストハードコアからの影響もバッチリありであの時代の空気感がこのバンドにも詰まっています。こういうバンドが再評価されこうしてリイシューされるのはありがたい。(O)

NATIVE NOD “THIS CAN’T EXIST” LP

Gern Blandsten Recordsから3枚の7″を残し一部の人に熱狂的に支持をされたもののアルバムは残すことなく解散してしまったニュージャージーのエモ/ポストハードコアバンドNATIVE NODの8曲入りの全音源集(といっても3枚の7″をまとめた)を初アナログ化。CDでは95年にGern Blandsten出していて長らく廃盤でした。Ted Leoの兄弟Chris Leoがもう1人の兄弟DannyとVAN PELT以前にやっていた伝説的なバンドですね。スクリーモの元祖とも言われる彼らですが、のちにVAN PELTでもやることになるスポークンワードを基本に、時折感情を爆発させる叫びで、同時代のINDIAN SUMMER、MOSS ICONにも通じるところがあると思います。ですがご存知のようにこのChrisの歌い方が信じられないほど魂を揺さぶられるんだ。さすがのNumeroリイシューなので、PITCHFOLKのエディターであるJenn Pellyによるライナーノーツに写真など掲載されたありがたい20ページブックレット付きです。(O)

こちらもようやく再入荷

TONY MOLINA “IN THE FADE” LP

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