今作はBUMで”Promise Is A Promise”、”Debbie Speak”、”At The Well”という名曲を世に送りだした彼が、落ち込んでいた自身の音楽生活を総括する気持ちで15年かけて制作した16曲。PopkidのTimに紹介された今作。最初はソロアルバムということもありそこまで期待していなかった。彼のソングライティングスキルの高さは自分の好きなBUMの曲の多くがロブ制作だから、このアルバムも良いだろうけど大人な感じなんじゃないかと疑った。でも1曲目を聴いた時点で嘘じゃなくてぶっ飛ばされた。マジで驚かされた。BUMじゃねーかよと。まさにBUMが2020年にアルバムをリリースしたらっていう内容なんですよ。もちろんBUMだけでなく、CHEAP TRICKやBIG STARから、SUPERCHUNKやPOSIESなんかも感じさせてくれるけどね。本当に聴いていて、うわーっ音楽ってやっぱ最高じゃんと心を揺さぶってくれる大事なものと思い返させてくれます。今作にはBUMのAndrew Molloyも関わっていて、B1の”A Very Well Known Secret”を提供しているし、同じくBUMのGrahamもドラムで数曲参加している。そうだ、コロナの前はBUMが日本ツアーをしたいっていう流れでこの作品のことも話したんだっけ。とにかく内容はBUMが好きな人であれば絶対に気に入ってもらえる内容。んで持ってなぜに高いかというと、とにかく16年かけて制作したアルバムを自分の思っている仕様でリリースしたいという願いを叶えるために制作したからです。まず音に拘り180gの12″ 2枚という仕様。そしてブックレットというか52ページのフルカラーではっきり言ってレコードのジャケサイズの本がついてます。そのため、トリプルゲートフォールドスリーブが必要。ジャケはプレス工場では作れないため、全てロブが家族とハンドメイドで製作、幸運なことに奥さんがカメラマンだったためブックレット掲載の写真屋ジャケの撮影もしてもらたことで、なんとか価格を$60まで下げることができたそうです。そんな思いが詰まった作品、2020年当時でも絶対に入荷したいじゃないですか。ということでようやく夢が実現しました。ようやく到着したこのアルバムは、最後の35枚です。BUMに人生救われた人は絶対に手に入れてください。物には魂も想いも詰まっている。だから俺はフィジカルが好きなんです。(O)